コロナ禍となり異例のシーズンとなった2020も始まってしまえば、あっという間に時が過ぎ去り、シーズン終了。


連戦に次ぐ連戦だったり、飲水タイムが設けられたり、VARがなくなったりと例年とは異なるシーズンとなったわけだが、一番大きな影響を与えたのは3人から5人に変更された交代枠ではなかろうか。


フレッシュな選手がこれまで以上に多く出場できるため、全体的な走行距離は伸びると予想されたが、結果もその通りとなった。



上記はチームの1試合での走行距離歴代TOP15となっている。

TOP15内に2020年に記録したものが、なんと11個。

特に今季の横浜FMと鳥栖は毎試合高水準の数値をたたき出していた。


また、年度別の全クラブの平均走行距離でも2020年度はそれまでと比べ、約2.5kmほど増加。一部のクラブだけでなく、全体として走行距離が伸びていることが分かるだろう。


来季も交代枠5人が継続される方向とのことだが、2020シーズンを戦った経験を踏まえ、各チームの交代カードの切り方に変化は出るのだろうか。来季も不安の多いシーズンとなりそうだが、楽しみに待ちたいと思う。