今季よりJリーグに参入したFC今治は開幕節にFC岐阜と対戦。昨季までJ2を戦っていた岐阜を相手に敵地にて勝点1を獲得することに成功した。無得点で終わったのは課題ではあるが、無失点で90分を終えたことはこれからの試合の自信につながるだろう。


今週末はいよいよホームでの初戦となる。相手の熊本も岐阜と同様に昇格争いに加わると思われるチームの1つ。かつて今治のアドバイザーを務めた大木武監督が率いており、今治のサッカーについて熟知していることは言うまでもない。敵としての対戦となるが、大木監督にとってもJリーグという舞台で今治と試合ができるのは感慨深いのではないだろうか。


この試合において個人的に注目しているのは桑島良汰選手だ。地域リーグ時代から攻撃の中心選手として活躍しJリーグ参入に貢献した。開幕節で記念すべきJリーグ出場1を記録し、次にサポーターが期待しているのはもちろんゴールだろう。(画像は1節のデータ)



Jリーグ初のホームゲームが無観客試合(リモートマッチ)となるのはもちろん初めてであり、今後もないだろう(ないことを願う)。そのような異常な景色で生まれるシーンは記憶に残りやすいものだ。この歴史的な一戦において今治のサポーターに刻まれる記憶の1つに桑島選手のゴールがあれば、チームの勢いはさらに増すのではないだろうか。


vs 熊本

7月4日 16:00 K.O.