ドイツとの親善試合凄かったです!!



と言いたいところですが、3:25に設定したアラームに気づかず朝を迎えたのは私です(T_T)






その前に群馬の牙城を崩し、逆転勝ちした長崎の試合を本日もレビューww







【基本スタッツ】

基本スタッツ

スコア2-1で長崎が勝利。

6ポイントゲームとも言える今節を長崎が制し、勝ち点3を積み重ねる事ができました。

昨日書いたプレビューにスタッフさんから「群馬は被シュート数が多い」とコメントをいただきましたが今節もその通りで、長崎が放ったシュート数は25本。

前半からボールを回していた長崎が、各スタッツで群馬より高い数値を出しています。

だから勝つとは限りませんがw






【フォーメーション図

フォーメーション図

長崎のフォーメーションは4-1-2-3とありますが、カイオ選手が下がって4-2-3-1になるシーンもありました。守備時は4-4-2。

このフォーメーション図の中央3選手(中村・カイオ・マテウス)が色んなところで顔を出し、ボールを引き出していました。特に中村・マテウス選手が前や後ろでボールを受けていましたね。

マテウス選手はショートパス、中村選手はロングボールを織り交ぜて長崎の攻撃を活性化させていました。


フォーメーション図

群馬は4-4-2のフォーメーション。

4バックですが、右SBの川上選手が上がって攻撃時は3バックになります。


今節の群馬は後半勝負の作戦だと思いました。

前半はハイプレスが見られずラインも低め、長崎が群馬陣内でボールを持つ時間が多かったので、持ち前の守備力で前半を無失点で終えようとしているように見えました。

それが後半開始の先制点となり、群馬の作戦通りとなります。

ここまではさすが群馬だなーと感服。






【パスソナー・パスネットワーク】

パスソナー・パスネットワーク

中央の3人にボールが集まっています。左から前進し、右へ展開。

今期ここまで活性化しているデータは見たこと無いかもしれません。


ちなみに今節の長崎は、前線からのプレスが組織的に行われていました。

群馬ボールになっても前からプレスをかけ、すぐに奪い返しシュートまで持っていく。

やっと前線からハメにいくようになったなー。

ここでボールを奪える長崎はどこからでもシュートまで持っていけるので、これ継続でお願いします!!



パスソナー・パスネットワーク

守備的な戦術もあり、縦よりも横や背後へのパスが多い傾向ですね。







【時間帯別パスネットワーク図】

時間帯別パスネットワーク図

前半から群馬陣内でのパスが目立ちます。

やはり左サイドでパス本数が多い傾向。


時間帯別パスネットワーク図

このデータで、群馬が後半から長崎陣内に攻め入っているのがはっきりと分かりますね!

そして後半開始早々のCKから先制点!!

CKのこぼれ球だったのかパスだったのか不明ですが、早く先制したい長崎をあざ笑うかのような先制点でした。






その後も後半は群馬が長崎陣内でボールを持つ展開が続くのですが・・・







守備スタッツ - フアンマ デルガド

彼が全てを無に返す同点弾。

左足でしたが、強烈な一撃が群馬のゴールネットを揺らします。

この前からゴール前ではファーサイドにポジショニングしており、前半はいい状態でボールを受けることができなかった点に対する修正を行ったのでしょうか?


右からのクロスが流れてきたところを、左足ダイレクトでシーズン21得点目。

あと1点でクラブのシーズン最多得点に並びます。






そして逆転ゴールを奪ったのは、ジョップ選手。

攻撃スタッツ - ジョップ セリンサリウ

左サイドでのクイックリスタートから、ボールは一度中で収まりますが再び左サイドへ。

そのクイックリスタートを行った今津選手からのクロスは、ジョップ選手にとってマイナス方向へのクロスとなるのですが、それでも食らいついてアクロバティックなシュートを放ち逆転ゴール!






これで勝ち点を54とした長崎は、次節秋田とのアウェーゲームになります。

まだPO圏内ですが、勝ち点を取りこぼすと一気に圏外へ転がり落ちてしまう状況は変わりません。

ですが今節は、守備力に定評のある群馬から複数得点を奪えた事と、前線からの守備を前線の選手が意図を持って行った事が結果に繋がったと思います。

これが今後も継続すれば、次節も勝ち点3に近づく結果となるのではないかと願いながら、昼前に買ってきたアイスを堪能したいので、レビューは終わります!!