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J1リーグ第24節鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島の試合で決勝ゴールを決めたエヴェラウド選手のゴールです!


このゴールのポイントは

・動き出し

・ファーストタッチ

・シュート

にあると思われます(これだけを見ると当たり前かもしれませんが...)。

それでは順に分析していきます。


①動き出し

この得点シーンの時間帯、選手交代によって上田選手が途中交代で最前列のFWで出場したことにより、エヴェラウド選手のポジションが1.5列目に下がりました。それによって、三竿選手からの斜めのロングボール(このボールの回転、球速、蹴るタイミングも素晴らしかった!)に対して、前向きでプレーしようとすることができました。

さらに、1.5列目にポジションが下がったことで、オフサイドラインに関係なく走り出すことができ、加速した状態でプレーしようとすることができました。これが最前列の場合、相手のDFラインとの駆け引きを要することとなり、相手より早く動き出してボールを受けることは難しかったのではないかと思います。


②ファーストタッチ

このファーストタッチが得点の最重要ポイントであり、エヴェラウド選手の特長が出たシーンなのではないでしょうか?


三竿選手から斜めのロングボールが入ってきた時、DFはエヴェラウド選手とヘディングで競り合うことを想定していたのではないでしょうか?

しかしながらエヴェラウド選手がDFの前に入ることができた、かつ、エヴェラウド選手の特長の1つである、対空時間の長く高いジャンプによって胸トラップでボールを収めることができました。対空時間が長いジャンプであったため、相手DFはジャンプしきれなかったのではないかと思います。


③シュート

相手DFの裏に抜け出してGKと1vs1の状況になった時、一見、GKの左右を狙う選択肢があるように見えました。しかし、GKの位置を見ると高いポジショニングをとっており、左右のコースが少し狭く、狙いにくかったのかなと思いました。

でもまさかあのシュートコースを狙うとは思っていませんでした(笑)

ボールが浮いており、かつ、GKと1vs1となった状況で、振り抜いたシュートを打ってしまうと枠内に入れるのは難しく、仮にドライブ回転のシュートを打っても、シュートを打った位置からGKを越えたところでボールが落ちるためには距離が少し短いのかと思います。

そこで、エヴェラウド選手はインサイドのコンパクトな足の振りでシュートを打つ選択肢を選んだのかなと考えられます。さらには、シュートを打った際の体勢が開きすぎてないこともゴールを決められた要因の1つだと考えられます。



以上がこのゴールを私の【推しゴール】に推薦する所以の分析です!!


来日1年目でこんなに活躍する外国人FWを鹿島で見るのは久しぶりな気がするので、エヴェラウド選手の今後の活躍にも期待大です!