こんばんは、神セーブです。
アルビレックス新潟戦、データとともにレビューしていきます。
スタッツ
ボール支配率・パス成功数は新潟が圧倒したものの、シュート数・CK・FK数は磐田が上回りました。
磐田が新潟にボールを"持たせていた"という証拠だと思います。
得失点パターン
磐田の得点シーンは新潟の失点パターンとしてはあまり多くないスルーパス・クロスからでしたが、新潟の苦手のパターンというよりも磐田のストロングポイントで3得点したフィニッシュの形だったという印象です。
新潟の2点目もデータとしては多くない、スルーパスからの得点でした。
時間帯別得失点率
磐田の得点・新潟の失点
データ通りだったのは前半32分のセニョール森岡の3点目。
先制点は6分、ルキアンのゴールは18分と、データでは高くなかった序盤にゴールが生まれました。
新潟の得点・磐田の失点
新潟の得点はデータ通り残り15分でした。前半の早い時間だったとはいえ、3失点しても気持ちが折れなかった新潟のメンタルは素晴らしいと思います。
ゴール期待値
磐田は2.21、新潟は1.7。
磐田の決定力はこの試合素晴らしかったですね。
ジュビロ磐田スタメン
予想通り、長崎戦で足を痛めた大井健太郎に代わり、山本義道がスタメンに入りました。
アルビレックス新潟スタメン
予想に反して千葉選手がスタメン。
右サイドハーフには三戸選手が入りました。
アルビレックス新潟の攻撃
パスソナー・パスネットワーク
エリア間パス図
磐田の守備はゾーン3で自由にさせない事を徹底していたため、ゾーン1、2ではすごくパスを回しているデータになりました。
磐田の守備のポイント
2列目の選手をフリーにさせるな❗️
"2列目の本間・ロメロ・高木が自由に動いたスペースを他の選手が使ってくるのが新潟の攻撃の特徴。
特に本間と高木は能力が高いので、フリーにしたら決定的な仕事をされます。
しっかり抑えてカウンターからチャンスを作りたい。"
プレビューでこう書いた通り、5-4-1のブロックを作り、カウンターで得点。
特に本間選手は鈴木雄斗選手がほぼパーフェクトに抑え込みました。
アルビレックス新潟の守備
予想通り、前からプレスをかけて即時奪回を狙ってきました。
磐田の攻撃
パスソナー・パスネットワーク
エリア間パス図
磐田の攻撃のポイント
プレス回避できるか⁉️
"前半はプレスをかわしながらサイドチェンジをして相手を疲れさせたい。
千葉戦のように前半は比較的我慢して、後半勝負か。"
磐田はプレス回避した後のビルドアップ、カウンターの質が高かったですね❗️
まさか前半32分で3-0とは…
アルビレックス新潟注目選手
①本間至恩選手
クロスは3本上げたものの、シュート1、枠内シュート0と対峙した鈴木雄斗の経験が上回りました。
この悔しさをバネにさらに成長できるか。
②高木善朗選手
高木選手はバー直撃のFKは冷や汗をかかされました。
しかし他の場面では仕事をさせませんでしたね。
ジュビロ磐田注目選手
①伊藤洋輝選手
ジュビロ磐田でのラストゲームで序盤はやや動きに緊張感があった伊藤洋輝。
徐々にらしさを取り戻し、松本昌也との素晴らしいコンビネーションを見せてくれました。
②小川航基選手
試合終了間際の88分に投入され、前線からの守備、ボールキープで勝利に貢献。
2失点目は千葉選手への守備をもう少し頑張って欲しかったが、その後のボールキープで挽回しました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました😊
〆
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2021/7/6 19:46
新潟は感覚的にはCBのパス数が少ない(せめて80くらい)のほうが、良い内容になっている気がしますね。
今日の試合でもっと多くなっているのは、それだけ"なかなか前に進めなかった(進めさせなかった)"結果なのかもしれません。
最後までしっかりとチームに貢献して羽ばたいていった伊藤選手も素晴らしかったです👏