こんばんは、神セーブです。

データを見ながらレビューしていきます。


スタッツ

基本スタッツ

ポゼッション型の磐田としっかり守って速い攻撃を志向する福岡。

ボール支配率、パス成功数などは順当なデータ。

もう少し磐田はシュートを増やしたい。

走行距離は同じで、スプリント回数は60回くらい福岡が多かったというデータが。

終盤少し福岡の守備強度が落ちた感じだったが、スプリント回数が響いた可能性はあるかもしれませんね。


スタメン

フォーメーション図

フォーメーション図


福岡はルキアンがスタメン、

磐田は山田大記がコンディション不良でベンチ外。

黒川・杉本がスタメンに。


ゴール期待値

ゴール期待値

福岡 1.24

磐田 0.64

磐田としてはもう少しゾーン3、相手ゴール前への侵入回数を増やしたい。


ボールロスト位置

ボールロスト位置


ボールロスト位置

福岡は磐田陣内深い位置でのボールロストが多かった=ゴール前までボールを運べていた回数が多いという事。

磐田のボールロスト位置は福岡より低く、ゾーン2でのロストが多かったというデータが。

もっとPA内に侵入していきたいところ。


走行距離・スプリント回数

走行距離・スプリント回数



走行距離・スプリント回数


J1はスプリント回数と走行距離データがありますので見てみましょう。

福岡は前選手、すごかった。

磐田はスプリント回数トップは25回の鈴木雄斗、

走行距離のトップは康裕。


福岡 ピックアップ選手データ


攻撃スタッツ - ルキアン

ルキアンはシュート1本に抑え込みました。

大井健太郎中心によく封じ込めたと思います。


守備スタッツ - 前 寛之

この守備スタッツはすごいですね。

こぼれ球奪取7は素晴らしい。

個人的にはこの試合のMOMは彼。


なぜ磐田はゴール前までボールを運べなかったのか?


やはり一番の原因は福岡のDFラインと中盤の間のスペースで起点を作れなかった事が大きかったですね。

フォーメーション図で言うと前、田邉と宮、グローリの間のスペースです。

フォーメーション図



下の磐田ボールロスト位置を見てわかるように、福岡ペナルティエリアとセンターサークルの間でのボールロストが多い。

昨シーズンは山田大記がここのスペースで起点を作ることが出来ていましたが、この試合は欠場。


ボールロスト位置


そして昨シーズンは裏のスペースを常に狙うスピードのあるルキアンがいたので、このスペースが使えないなら裏を狙うという選択肢がありましたが、健勇・黒川・大森は裏を狙うランニングがほとんどなかったため、福岡DFは裏をあまり気にしなくてよかったこともあり、よりDFとボランチでこの間のスペースを潰しに行きやすい状況でした。


この状況を打破することを考えると、CFはファビアン・ゴンザレスの方がスピードがあり、裏を狙う動きができると思うので、今の磐田には適しているように思います。


健勇を使うなら裏のスペースに走れるジャメをセットで起用する方が良いかもしれませんね。


この後は水曜日にルヴァンカップ アウェイFC東京戦を挟んでホーム開幕戦、

絶対に負けられない静岡ダービーです!!


課題を修正して勝点3を掴み取りましょう!!