こんばんは、神セーブです。

長崎戦、レビューしていきます。

スタメン

長崎

長崎は3-5-2で臨んできました。

カリーレ監督の試合後インタビューで、

「磐田は3バックに苦戦しているように見えた」

との分析から、前節の岡山を模倣してきたようです。

磐田

磐田は膝の状態不良の松原后に代わり小川大貴を起用。

スタッツ

スタッツは磐田がやや上回りました。

ゴール期待値

1点しか取れなかったものの、質の高いチャンスクリエイトが出来ていたので、内容的にはここ数試合の中ではかなり良かったと感じました。

守備では2つほど長崎に決定的なチャンスを与えてしまいましたが、この試合では最初から選手全員が集中しており、プレーが切れるたびに選手間でマークの確認や声掛けをしていました。

ダービーに向けて良い緊張感が生まれた事はポジティブな要素です。

長崎の攻撃

長崎の狙いはスピード、突破力のあるアタッカーでサイド・裏のスペースを突いて決定機を作りたかったのかなと感じました。

まずフアンマの所で起点を作る、もしくはフリックさせて裏を狙い、松澤・マルコスのスピードで伊藤槙人・鈴木雄斗の裏を突く、

左SBの裏を突く狙いがあったように思います。

しかし磐田の守備もフアンマに預けてくることは想定内で、グラッサ・槙人がフアンマに負けなかったこと、

ボランチの鹿沼・上原がプレスバックしてボールを刈り取ることを徹底。

起点を作らせませんでした。

写真提供：ともさん

長崎にとって想定外だったことは松原后の欠場。

増山・澤田のコンビネーションで磐田左SBの裏を狙うつもりだったと思いますが、

(序盤は増山サイドの攻撃が多かった)

小川大貴の守備が光る場面が多かったですね。

写真提供：cyocobi.01.07さん

磐田の攻撃

磐田も横内さんの試合後インタビューを読む限り、長崎が3-5-2で来たのは想定外だったようです。

しかしこの試合での磐田の狙いはおそらく、

”相手ディフェンスの間・ギャップを突いていくこと”だったと思います。

このコンセプトなら相手の陣形がどうであれ、基本的にやることは変わりません。

特に山田大記・上原力也のポジショニング・アイディア・サッカーIQの高さが光っていたと思いました。

5-3-2で守る長崎。

2トップは伊藤槙人・グラッサにプレッシャーを掛けながら中央の鹿沼へのパスコースを遮断。

上原は松澤とマテウスの横のスペースを起点に、

澤田・鍬先・マテウスの3人を左右に走らせながら、相手ディフェンスの間に入り込む山田・松本・鈴木雄斗らにパスを入れてチャンスを伺っていました。

そして白井・櫛引を吊り出し、3バックのギャップを創り出して決定機を作ることが狙い。

得点シーンは白井が持ち上がりロングフィードしたボールを伊藤槙人がカットし、

白井とグティエレスのギャップを見逃さず走り込んだ山田大記の戦術眼が素晴らしい！

そして鈴木雄斗のパスも、おそらく意図的にバックスピンを掛けています。

バックスピンが掛かっていることで、ワンバウンドしてボールがあまり前に転がりませんでした。

山田がコントロールしやすくなりますし、長崎GK波多野はパスが伸びてくると予測して前に飛び出しましたが、結果背後のスペースを空けてしまい、そこを一瞬で見逃さずにダイレクトボレーで決めた山田大記の判断と技術…！！！

そしてディフェンスラインとMFとの間のスペースにクロスを入れてシュートを狙ったシーンが前後半に1本ずつ山田にありました。

この攻撃も次節清水相手にも有効かと思います。

こうした良い攻撃が出来ていたことも好材料ですね。

後半

長崎は終盤にジョップを投入し4-4-2にフォーメーションを変更、パワープレーに出てきました。

しかし磐田は上原力也が足を攣った86分に

🥦森岡陸を投入し、5-4-1にして逃げ切りました。

写真提供：cyocobi.01.07さん

5バックで守備を固めて、ジャメのスピードを活かしてサイドを突破しコーナーフラッグ付近まで運びゲームクローズ。

ジャメの判断とスピードを活かしたプレー自体も素晴らしいのですが、それを可能にした横内さんの配置転換も見事でした！

新しい私になれ

昔からそうだ　

現状に満足しているわけじゃない

写真提供：海の家さん

なのに行動が起こせないなんて　

嫌になるな

写真提供：cyocobi.01.07さん

それでもリセットをしないのは

変われるチャンスがあることを知っているから

写真提供：海の家さん

新しい私になる支度はできてるの　もう

写真提供：cyocobi.01.07さん

美しく羽を煌めかせて　生まれ変わるよ

写真提供：ともさん

海の家さん・cyocobi.01.07さん・ともさん、素敵な写真を提供して頂きありがとうございました！

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました！

〆