久しぶりにブログを書いてみます。

3節の松本戦以来ですが、あれからいろいろありましたね。。。(遠い目)


まずは、山口戦を振り返ります。


スタッツ&パスネットワーク


基本スタッツ

パスソナー・パスネットワークパスソナー・パスネットワーク


シュート数は枠内も含めて相手を上回ってますが支配率は五分五分。

ただ、効果的なパス回しは山形のほうができていたようです。

南を中心に特に攻撃のキーマンである山田(康)によくボールが回ってますね。


対する山口は、右サイド(山形の左サイド)を守備でハメてそこから攻めたい意図が映像から見て取れましたが、パスネットワークからもそれが読み取れますね。



パス18本 相手を完璧に崩した先制点


ゴール期待値



山形の先制点は前半31分。

自陣から18本パスをつないで決めた完璧なゴールでした。

DFラインで左右に揺さぶり、相手がバランスを崩して前から取りに来たタイミングでできた左サイドのスペースに、山田(康)が下りてきてボールを運び、南、山田(拓)がポジションをローテーションして絡みながらPAに侵入してラストパスからのゴール。


チームの好調さが表れたゴールでした。



監督交代後の好調要因は?


9節の長崎戦で石丸監督が解任され、新たにモフモフクラモフスキー体制となった山形。

実質的に指揮を執っているのは14節の愛媛戦からですが、交代前の9節までが1勝(2節:東京V戦)だったのに対し、交代後の10節から18節で6勝と大きく巻き返しています。


体制変更後、サッカーが変わった点としては、まず選手のポジション。

ボランチや右サイドMFをやることが多かった山田(康)を2TOPの一角に配しました。

(厳密には佐藤尽コーチが指揮を執った10節の磐田戦からですが)


これは恐らくヴィニシウス・アラウージョのケガでの戦線離脱で、前線の迫力が落ちてしまったところへの手当としての苦肉の策だったと思うのですが、これにより特に守備でのインテンシティーがUpしたように感じます。


代わりにそれまでトップ下を担当していた南をボランチに落とし、ボランチだった國分を左サイドに回しています。


その後、モフモフクラモフスキー監督が実際に指揮を執った愛媛戦からは、それまで右サイドだった中原を左に、左の國分を右に持っていって、よりワイドに幅を取る形にしています。


これによってどういう風にサッカーが変わったのかをデータ(スタッツ)から読み取ろうとしたのですが、いろいろデータを見ても明確に変わった点が見つけられず・・・。


モフモフクラモフスキー監督も、試合後インタビューや囲み取材で細かい戦術については一切言及しない主義のようで、基本的には何を聞かれても「ハードワーク!」一辺倒の受け答えをするのみ(笑)


何かしら変えてはいるハズなのですが、私の分析力では今のところワカリマセン。

この好調が続いている間に、何か発見できないか、継続して見ていきたいです。。。