2021J1リーグの横浜ダービーの一戦.結果としてはマリノスの圧勝となりました.昨季の対戦では勝率は五分でしたが,横浜FCはまたも勝ち点3を得られずリーグ戦では開幕から12試合勝利なしを継続しています.

横浜FMはボール支配率やパス本数にも表れるように試合をコントロールし,高いエリアでのプレーを試合を通じて続け,24本のシュートを放ち5得点.チームはリーグ2連勝となり上位をキープしています.

注目ポイントとして横浜FMの4点目,横浜FMティーラトンが横浜FCマギーニョに対するランニングのフェイントからスペースを生み出し,そこに後続がなだれ込みペナルティエリア内で相手ディフェンスラインが翻弄されるという形でゴールが生まれました.既に3点決まっていても攻め手を緩めず,集中力のある崩しが出来るのは流石のクオリティという印象を受けました.

また,横浜FMの5点目,横浜FM水沼のパスを横浜FC袴田がカットしきれず,横浜FC伊野波が逆を取られるといった形で新加入FWレオ・セアラがボールを奪い取り初ゴールを記録しました.

特に輝いた印象があるのはやはり横浜FMのFWオナイウ阿道ではないでしょうか.45回という両チームトップのスプリント数を叩き出し,終始横浜FCのDFの穴を突くような抜け出しから決定機を多く生み出し2ゴール.チームの大勝に貢献しました.


対して,横浜FCは試合を通して横浜FMの猛攻をどうにか凌ぐことに追われてしまった印象です.

2点目のコーナーキックからの失点シーンでは,GK六反が一度は弾いたボールを詰められ失点という形でしたが,横浜FMの選手がゴール付近に3人いる反面横浜FCの選手のほとんどはボールウォッチャーとなってしまっていました.このシーンは今シーズン守備がうまくいかないこのチームの性質を表してしまっているシーンの一つではないかと思います.

後半から攻撃に転ずるシーンも見られた横浜FCですが,得点力以上に守備力の点については大きな改善が求められます.