【試合展開】
・試合開始直後から水戸のアグレッシブな動きと向かい風に押し込まれる。
水戸の先制点が入るまでの時間帯は見せ場なく、守備一辺倒に感じた。
・その後は左右に振りながら相手ゴールを狙う琉球。何回見てもなぜか分からないが、大元が右サイドから中央に寄ってきて、相手と競ったところから富所が奪取。中野→草野→中野と繋ぎ、最後は草野が移籍後初ゴール。
・後半は前半最初と同じくアグレッシブにくる水戸にまた押されるも、なんとか凌いで反撃を試みたが、相手のクロスに対応できず、痛恨の失点。
【足りない少しの何か】
開幕からの5試合、開幕戦以外は全て一点差。複数失点をしているので、守備が課題かと思うが、個人的に気になるのはゴール期待値の少なさ。
算出にはいろいろな数値が関わるとのことだが、私的な視点ではファイナルサードへの侵入の少なさが気になる。
昨年は左右サイドバックのクロスが得点源だったが、今年は中央に無理に刺しに行っているように感じる。
速い攻撃を意識してるのか、縦の意識が強いのだが、収められず下げるもしくは奪われる展開が多い。下げる事でポゼッションは上がるが、攻めのポゼッションには見えない。
逆に奪われてボランチ裏を使われるケースが目立つ。
【改善】
①受け手の動きの活性化
②パスのテンポ
③サイドを使うために左右のパスを使いピッチを大きく使う。
守備の改善より、攻撃面での改善をする事で相手に攻撃させないという意識で挑んで欲しい。
今節は二度と見返しても素人目線では課題を明確にするのが難しい試合だった。
だからこそ、結果が欲しかった試合でもあったのだと後から思う。
【あとがき】
結果で示すしかない世界。開幕からの1ヶ月。いろいろな声が出てくるころ。
琉球が琉球である為に…
ベンガラの誇り高き琉球‼️
コメント(3)
-
SPORTERIAスタッフ
2022/3/23 11:26
同点ゴールは高い位置でボールを奪ってのショートカウンターで、スピードを落とすことなく完璧な連携から決められたので、まさに狙い通りの形だったなと感じました。
-
SPORTERIAスタッフ
2022/3/23 11:54
>昨年は左右サイドバックのクロスが得点源だったが
-
SPORTERIAスタッフ
2022/3/23 11:57
>下げる事でポゼッションは上がるが、攻めのポゼッションには見えない。
一方で、
>私的な視点ではファイナルサードへの侵入の少なさが気になる。
についてデータを調べてみたところ、
【30mライン進入】(相手ゴールラインから30mより前に進入)
2019年 42.3回
2020年 48.5回
2021年 41.5回
2022年 33.6回
※1試合平均
となっています。まだ5試合とはいえ、やはり少ないですね…💦
高精度の斜めのクロス→ピンポイントに合わせるヘディングシュート
→クリアされてもセカンドボールを拾って再攻撃
という形が多かった&強みになっていたなと思います💡
田中恵太選手のクロスも恋しい…。
【20秒以上のポゼッションの回数】
2019年 自陣 8.6回 敵陣 6.7回
2020年 自陣 11.1回 敵陣 9.7回
2021年 自陣 10.2回 敵陣 8.0回
2022年 自陣 13.8回 敵陣 4.2回
ということで、去年との比較でみると4回くらい敵陣→自陣に移っている感じですかね。
勿論、単純な数字ではなく狙いがあってのことなので何とも言えませんが、より相手に"圧"をかけるポゼッションに進化することを期待したいです💪