さて今回も試合の中で気になったところを書いていこうとおもう。
プレビューにも書いてたようにこの試合はビルドアップに注目しようと見ていたのだがプレスをいなすビルドアップ、ブロックを崩すビルドアップと2つのビルドアップともに、残念ながら山形の守備組織を崩すまではいかなかった。
今回のように相手がサイドを限定し人数を合わせてプレスに来たら急に臆病になりボールを蹴ってしまうチームではポゼッションは難しいと感じる。注目していた高に関しても山形のプレスの間に立ってCBのプレイエリアを広げるというタスクを与えられてたとおもわれるが、間に立つことを意識しすぎて相手のプレス隊と一緒に横移動をしてしまい間を広げる事が全く出来てなかった。間に立つという戦術的行為には間を広げる作業も含まれていて相手との駆け引きをしないで間に立っててもそれはなんの意味ももたない。高にはもう少し戦術理解を深めないといけないところである。
ブロックを崩すビルドアップでも中に刺すパスは1つもなかったと思われる。この試合では相手の間を広げさせる行為が無かったせいで攻撃は停滞していた。こういう時に高木が1列降りて来てドリブルで牽制するとかして変化を与えれたら何か変わったのかもしれない。
堀米と本間のラインで2回ほどチャンスを作ったがこの二人が居なかったらノーチャンスだったかもしれない。これから同等の力を持ったチームと戦う時にも同じように勝点を重ねる事が出来るかは不安なところだ。
コメント(1)
-
SPORTERIAスタッフ
2021/4/13 19:57
確かにブロックの中をめがけてビシッと刺すパスはなかなか出せていなかった印象がありますね。
強いてあげるなら17:55や64:35くらい?
今はトランジションの所で相手をかなり上回って得点もできていますが、こうした守備組織をしっかり崩すパターンも磨いていかないとですね💪