第6節を終えて5勝1分けと首位の新潟はアウェイで山形と対戦しました。

今回はこの試合をレビューしたいと思います。


【スタメン】

フォーメーション図フォーメーション図

山形は1-4-4-2システム、2TOPに林選手が入り、その他は前節と同様のメンバーであった。

新潟は前節までと同様に1-4-2-3-1システムで、スタメンも同じメンバーでの臨んでいた。前節相模原と対戦し、ボール保持率では圧倒したものの、初の複数失点を喫し、2-2の引き分けとなった。開幕から連勝が5でストップし、迎えた山形との一戦であった。


【総括】


基本スタッツゴール期待値

山形はシュート数で新潟を上回り、中でも枠内シュートは9本と決定的なチャンスを多く作っていたが決めきることができなかった。中盤で2ndボールを拾い、厚みのある攻撃で新潟ゴールへ迫る場面が見られた。

新潟はボール保持率では上回っていたが、シュート数では山形を下回り、チャンスの数は少なかった。しかし、相手ビルドアップの隙をつき、ボールを奪い得点を奪い試合を優位に進めることができた。

ゴール期待値でも山形のほうが高く、チャンスの数では山形が上回る試合であった。



【山形】

1.セカンドボール

ルーズボールを回収し次の攻撃に繋げていた。距離感が良く反応が早かった。


2.ボールロスト

ビルドアップ時にボールをよく奪われていた。

一失点目のような形。


3.無駄なファールが多かった

失点には繋がってないがファールが多かった。


【新潟】

1.高い位置からのプレスが効果的

2.ショートカウンターでチャンスを作る

新潟は、高い位置からプレスをかけ、いい位置でボールを奪い、攻撃に繋げていた。一点目の得点シーンは、新潟が狙いであったショートカウンターが、上手くいったシーンであった。


3.ビルドアップ

新潟は、低い位置からボールを繋ぐが、相手のプレスを受けてしまいビルドアップが、上手くいっていない場面も見られた。しかし、GKからボールを運ぶ攻撃を狙いとしており、山形のプレスを外し、ゴール前まで上手くボールを運んでいるシーンもあった。


【感想】

・新潟はチャンスが少ない中、ショートカウンターでしっかりと得点をとれたことが勝因であった。

・今回新潟は相手の守備を上手く崩すことができず、苦しい試合展開となったが勝利できたことは大きいと思う。