優勝の期待がかかった川崎Fですが、大分でのアウェイ戦を落として歓喜の瞬間は持ち越しになりました。
この結果により、明日G大阪が浦和に負けるか引き分けると、その時点で優勝が決まってしまうという興行的には微妙な状況です。
試合がない川崎Fの選手たちはどこで戦況を見守るのか? とか、セレモニーはどうするのか? とか、ニュースを作る人は映像がなくて大変だろうな、とか余計なことばかり気になってしまいます。
さて、優勝の行方は一旦置いておいて、今シーズンはイレギュラーな日程の中で試合間隔に差があるチーム同士の試合が多々ありました。今日の大分 vs 川崎の場合、それぞれ前の試合日と経過日数は下記の通りで、なんと15日もの違いがありました。
大分: 11/3(日)= 中17日
川崎: 11/18(水)= 中2日
一般論として、試合間隔があいたほうがコンディションを整えられたり対戦相手の対策を落とし込めたりして良いと言われますが、あまりに長すぎると試合感が鈍ってしまうこともあると言われます。そこで、今シーズンのJ1とルヴァンカップの試合を対象に試合間の日数と勝敗の関係を調べてみました。
1.試合間隔があいたほうが良いのか?
下の表は、中〇日で迎えた試合での勝敗数を示しています。※相手の日数は考慮せず
今期は多くの中2日、中3日で試合が組まれていましたが、日数が少ないと勝てないというわけでもなさそうです。(相手も同じような日数なだけかもしれませんが・・・)
ただ、①の中5日~中7日は負数が多く、もしかすると試合感が鈍ったりコンディションが落ちやすい期間なのかなと思いました。
反対に②の中12日以上の試合では負試合はなく、十分な休養+準備ができていい結果に繋がったのかもしれません。
2.相手より日数が多いほうが良いのか?
次の表は、対戦相手より試合間隔が〇日多い場合の勝敗数です。
意外だったのは①のところで、対戦相手より3,4日間が空いている場合にあまり勝率が良くない点です。対象の試合を見てみると、対戦相手が中2日、中3日に対して中5日、中6日の場合が多く、いわゆるミッドウィークの試合がなかったパターンでした。連戦の数にもよるかもしれませんが、試合が続くとコンディションが維持できていいパフォーマンスが出せたりするんですかね?
打って変わって5日以上差がある相手に対しては1敗しかしておらず、結構優位性があるようでした。この辺は、対戦相手の分析と対策に十分な時間を設けることができたことによる結果なのかもしれません。
3.まとめ
ということで、調べる前は単純に間隔があいたほうが有利なのかなとなんとなく思っていたのですが、一概には言い切れなさそうでした。あと、試合間隔の違いが試合結果に影響しそうな感じもするので、できるだけ試合間隔は合わせてあげたほうが公平な試合=いい試合になるかもしれないです。とはいえ、来年も難しそうですが・・・
チームの選手層やスタイルの影響しそうなので、応援するチームについて調べてみても面白いかもしれないですね。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2020/11/25 17:32
ここに更に、両チームの対戦時点の順位なども入れると、日数差の影響がもう少し見えてくるかも…?見えてこないかも…?と思いました💡