グループ8【~~ボール支配率と勝利との関係~~


「自己紹介」

初めまして、自分は横地慶親といいます。今回、慶應義塾大学での講義のグループ課題として、Jリーグの試合におけるボール支配と勝利との関係性を分析することにしました。


「分析元のデータ」

さっそくですが、Jリーグにてボール支配率と勝利との関係を分析しましょう。今回は、神戸、広島、鹿島のチームが出た8試合のデータをもとに分析することとします。

(☟以下の添付表が分析元のデータ)


「分析」

試合結果を、①勝利し、かつボール支配率も相手チームより多い、②勝利したが、ボール支配率は相手とほとんど同じ(±5%)、③勝利したもののボール支配率は相手の方が多い、の3つにわけます。すると、全8試合では①が0、②が1試合、③が6試合であることがわかります(うち1試合は同点による引き分けだったので除外)。以上のことから、これらのデータをみる限り、勝利してもボール支配率は必ずしも相手チームより多いわけではないことが予測されます。


「結論」

Jリーグにおいて、勝利したチームが必ずしもボールをより支配していたわけではないことが判明しました。このことから、勝利の条件としては、ボール支配率のその他の要素である、シュートの精度や守備などが大きく起因していることが示唆できます。