パスソナー・パスネットワークを見ていて、4213のエウベルと4123渡邊凌磨がぱっと見で似ているように見えた。プレーも似ているのか比較してみた


パスソナー・パスネットワークでは、左サイドの前線にボールが多く集まっているように見える。

パス数はエウベル41本で右方向へのパスが多く、渡邊凌磨62本で右前方パスが多いが後方と左サイドへのパスもある。またエウベルは左SBとのパスネットワークがあるが、渡邊凌磨は見られない。

パスソナー・パスネットワーク

パスソナー・パスネットワーク


スタッツでは

エウベル

ゴール1、シュート3、枠内シュート2、パス成功率78.0%、クリア2、こぼれ球奪取3

渡邊凌磨

枠内シュート1、アシスト1、クロス3、パス成功率85.5%、タックル1、ブロックが1

エウベルのほうがゴール前でのプレーが多く、渡邊凌磨はつなぎ役やアシストのプレーのほうが多そうで、FWとMFの違いがでている。

攻撃スタッツ - 渡邊 凌磨守備スタッツ - 渡邊 凌磨

攻撃スタッツ - エウベル守備スタッツ - エウベル

最後にボールタッチ位置とヒートマップの比較

エウベルは相手陣内左サイド高い位置でのプレーが多く、渡邊凌磨はミドルサード左側でのプレーが多いが広範囲に動いている。

ヒートマップ - エウベルヒートマップ - 渡邊 凌磨

左サイドの高い位置で起点になっているのは似ているが、プレーは違うようだった。ボールタッチ位置とヒートマップで比較するとわかりやすかった。


仲川と紺野もパスソナー・パスネットワークを見ていると似ているように見えるので、ボールタッチ位置とヒートマップで比較

ヒートマップ - 仲川 輝人ヒートマップ - 紺野 和也

仲川のほうが中央でもプレーしているが、紺野は左サイドの狭い範囲に追いやられているように見えた。

攻撃スタッツ - 仲川 輝人攻撃スタッツ - 紺野 和也

攻撃スタッツではラストパス、クロス数で差が出ている。ただシュートは紺野のほうが多いという結果だった。


追記

選手比較 2022年のエウベル(横浜FM) vs 2022年の渡邊凌磨(FC東京)

https://www.football-lab.jp/comparison/player/2022/124/1632263/2022/270/1500294/

渡邊凌磨のはプレースタイル指標でカバーエリアが大きく、守備への貢献が目立つ。エウベルはFWなので、攻撃で貢献が大きい



選手比較 2022年の仲川輝人(横浜FM) vs 2022年の紺野和也(FC東京)

https://www.football-lab.jp/comparison/player/2022/124/1400647/2022/270/1624510/


紺野はドリブルチャンスの数値が高く、チャンスビルディングポイントでは奪取の数値も高い。

エウベルと渡邊凌磨と同様に仲川輝人と紺野和也を比較すると、チームの戦い方が影響していると思うが、前線のサイドの選手はマリノスではFWの動き、FC東京ではMFのような動きに見えた。