普段あまり見ることのないゴールキーパーのヒートマップがデータページにあったので、第23節のゴールキーパーを比較してみました。


ゴールキーパーはデータが少なく、誰を比較するか迷ったのですが、Jリーグ公式サイトのトラッキングデータから走行距離の最も多かった2人と少なかった2人をピックアップしてみました。


私の目検によると、

1位:横浜FM・梶川選手(6.965km)

2位:大分・ムンキョンゴン選手(6.179km)

17位:広島・林選手(3.879km)

18位:柏・キムスンギュ選手(3.572km)

でした。


サッカー初心者だと、ゴールキーパーはピンチの時しかテレビに映らないので、それ以外は何をしているんだろうと思ってしまいます。まず少なくても3キロ、多ければ7キロ近く走っている選手がいることに驚きました。この4選手にはどんな違いがあるのでしょうか。


まずは梶川選手。


ヒートマップの位置が高め、ボールタッチもすごい位置にありますね。しかしパス数が意外と少なかったです。


続いて、ムンキョンゴン選手。

梶川選手と同じで広いプレーエリア、高いボールタッチ位置。一方でパスも多いという攻撃に参加していることが伺えるゴールキーパーですね。


続いて走行距離の少なかった林選手。

先ほどの2人と違って、プレーエリアは狭いですね。ほとんどペナルティエリアの中に収まっています。


続いて最も走行距離の少なかったキムスンギュ選手。

林選手同様にプレーエリアはほとんどがペナルティエリア内で、パス数も少ないです。世間的なゴールキーパーのイメージ通りという感じでしょうか。


ゴールキーパーはゴール前に構えてピンチを待っている、という勝手なイメージがありましたが、1試合だけを切り取っても様々なタイプの選手がいるようです。


どの試合を見ようか、どのチームを応援しようか迷っている人は、ゴールキーパーのスタイルで決めるのもいいですね。