1.はじめに

山雅サポーターのすぴっちです。

私は #33 DF 大野選手を特に応援しています。


残念ながら山雅はJ2 最下位となり、J3降格となりました。

そんな中で推しメンはどんな成績だったのか、今後どんなところを伸ばすべきなのか振り返ってみました。


*使用データ*

・SPORTERIA様提供、選手別の「攻撃スタッツ」と「守備スタッツ」

・2021シーズンのみ


*以下に示す表の説明*

・"良し悪し"の判断のために、他選手と比較する(2021シーズン, 同一チーム および 上位3チームより抜粋)

・各選手について、2021シーズンの全出場データを使用(※出場時間15分未満のデータは除く)

・1試合(90分)あたりの平均値を示す

・各スタッツの"No1"を赤文字とした


2.攻撃スタッツまとめ


・大野:"シュート数"がNo2の数値。

 → ミドルシュートの意識が高めだった、またセットプレーのターゲットになる機会が多かったか。

・大野:同じポジション(3バック右)の磐田_山本と比較して "ラストパス" と "クロス" が少ない。

 → チームの戦い方による影響もあるが、もっと攻撃に絡む姿を見たい。

・全体として:"パスの成功率”が 山雅&京都は 80%未満, 磐田&甲府は 80%超え

 → チームの戦い方の影響か。前者の方がロングボール多め = 成功率下がる。

・全体として:京都_バイス、"ゴール" "シュート" "枠内シュート"がNo1。これは、DFW。


3.守備スタッツまとめ


・大野:"タックル"は上位。しかし、"成功率"は最下位。

 → 同チームの橋内は やたら高い。良いお手本。

・大野:"こぼれ球奪取"はNo1。

 → 広い範囲をカバーできて、拾えていた?

・全体として:2021 J2 最少失点の京都において、2人 "タックル成功率"が高く、"警告"が少なめ

 → チームで狙い通りの守備を出来ていて、慌てて なんとかしなければいけないケースが少なかった?


4.推しメンの今後に期待すること

上記データを踏まえて、以下の2点を期待します。


1点目:ボール保持時の攻撃参加&ゴールに繋がるパス

・(名波山雅としておそらく)3バックの両サイドのCBとして、積極的な攻撃参加が要求される。

・リスクを踏まえた上で、上がり、そしてより効果的なパスを出せるようになって欲しい。


2点目:コーチングによる相手攻撃の誘導&そこからのボール奪取

・タックル成功率が低い要因の1つは、相手の攻撃に振り回されて、狙い通りに守備ができていないのでは?

・(チーム全体の改善が必要だが)最終ラインとして味方(特に CHと右WB)を動かし、相手を嵌めるケースを増やしていって欲しい。


5.おわりに

8選手の2021シーズンの攻守の全画像データ(計544枚)を使用して分析してみました。

pythonで色々プログラム組んで試してみたのですが・・・丁度良い勉強となりました笑(その話は別の記事で)


以上です