期せずして行うことになった”裏天王山”です。

まずは再掲となりますが昨シーズンからのチーム動向です。

今までチームを率いてきたシュタルフ監督が長野に移籍、2020シーズン岐阜で途中にヘッドコーチから指揮を取り、昨シーズンはまた岐阜のヘッドコーチをしていた仲田監督となりました。

選手はその監督交代の影響で長野などに移籍しました。

今シーズンは3-4-2-1を使用して未勝利です(昨シーズンは3試合で使用)。

そこでフットボールラボより「チャンス構築率」「スタッツ」を昨シーズンと今シーズンとで比較してみました。

チャンス構築率はチーム内の得点1位のンドカ選手とアシスト1位船橋選手の移籍により攻撃のすべての項目で2022年で低下しています。また被シュート、被チャンス構築率は対戦相手が大きな補強で話題となった岐阜、松本そして現在首位の福島ということもあり17位です。

スタッツの比較も行ってみます。チャンス構築率と同様にゴール、シュートが低下しています。

またクロスも昨シーズンより2本少なく最下位です。間接FKも最下位で攻撃による相手のファールを誘えていないことがわかります。

守備でも昨シーズン1位だったタックルが4位と守備でも苦戦しています。

この中で注目するのがクロスです。下図は今シーズン第1-4節のクロス数と成功数です。

合計でクロス数50本に対し成功3本と、昨シーズンはわかりませんが今シーズンは精度が下がっていると感じます。

流れからのゴールも中央からパスの崩しでした。

鳥取も昨シーズン最後の3連勝時と今シーズン3試合を比較してみました。

チャンスビルディングポイントですが守備、セーブ項目以外低くなっています。

特にシュートの数値が4.8ポイントも低くなっています。

またスタッツは攻撃のポイントに比例するように、ゴール期待値で1ポイント以上低くなっています。

チャンス構築率で4ポイント、シュート成功率も10ポイント以上も低くなっており確実に攻め込みゴールにつなげることが大切です。

さてスタメン予想ですが、フィールドプレーヤーを開幕節に戻しGKに谷選手を入れました。

失点が右CBのあたりからのゴールが多く、西山選手の先発もあるかもしれません。

フォーメーション図

対する鳥取は今治戦では4バックが機能し1失点でした。

今節もそのままの可能性もありますが、両サイドが前がかりになったYSに受け身になる可能性まもあるので魚里選手を左SHに起用し攻撃に厚みを持たせる選択肢もあります。

また石川選手を生かすためトップ下に置くかもしれません。

フォーメーション図

夏日のサッカー観戦には日焼け対応を忘れずに♪

頑張れガイナーレ!!


追記

3/29に新加入選手がありました。C大23、今治で活躍した澤上竜二選手です。

昨シーズンは相模原に所属していました。

フットボールラボよりシーズンスタッツです。

2019年に26試合、2020年に移籍がありましたが合わせて32試合出場しています。

そして過去3年の先発ポジションです。2020年は合算しています。

CFと左SHに多く起用されています。身長は181cmで鳥取の中では高い方に入りCFでの起用が予想されます。

決定力、シュートだけでなくパスもあり前線が活性しそうです。

攻撃スタッツ - 澤上 竜二