GW前に真夏日の地域もありました。

前節は雨の東北遠征での戦い。結果はスコアレスドローこれで4戦連続引き分けです。

スタメンは福島は雪江選手がベンチ外そして川西選手が右CBとしてスタメン起用となりました。

フォーメーション図

対する鳥取は試合当日が誕生日だった重松選手がベンチ外、澤上選手が初先発となりました。

フォーメーション図

スタッツを確認すると互角か鳥取が上回っています。

基本スタッツ

フットボールラボからの引用したスタッツによると攻撃回数が両チーム同数となっており、ゴール期待値、パス、30mライン進入、チャンス構築率が鳥取が上回っています。

ですが試合は前半は鳥取が防戦一方でした。フットボールラボからのタイムラインを引用すると前半開始から15分までで福島がボール支配率65%、シュート5本を打っています。

パスコースを確認するとこの時間にDF陣から中盤、両サイドにパスが回っています。

時間帯別パスネットワーク図

奪取ポイントでは上畑選手、塩浜選手、吉永選手が高値となっています。


これは福島は守備時に通常では左図のように5-3-2ブロックを敷き守ります。

この際鳥取のフォーメーションでは両SBが空きそこからビルドアップし攻撃を仕掛けるのですが、この試合の前半では右図のように4-3-3のようなブロックを敷き2列目IHの塩浜選手、吉永選手が両SBにプレスをかけることによってパスミスを誘発させCHの上畑選手が奪取するということが起きたのではないかと考えます。

しかし後半は全く逆の展開になりました。

特に後半61分~75分ではボール支配率66.8%、シュート6本と猛攻を仕掛けています。

これは後半に小澤選手、富樫選手が入ることによってドリブルなど個人技で相手のSHを抜き裏のスペースや数的優位を生み出したためと考えます。

時間帯別パスネットワーク図

今週はリーグ戦はお休み。もう1つの大会に向けての代表決定戦、天皇杯地区決勝です。

対戦相手はgenki SCです。対戦相手の選手動向ですが、色が変わっている選手が新加入の選手です。

ガイナーレからは福留選手が移籍しました。またチームが消滅した神楽しまねからは3選手が移籍してきました。

そして下の表は左から中国リーグの初戦、2戦目そして地区予選準決勝でのメンバー表です。

この表を見ると新戦力の割合がほぼ半々でありチームがうまく融合できているのではないかと考えます。特に準決勝は3-0で快勝しましたが3点目は新戦力の8畝本選手から10鍛治川選手への連携でした。

開幕戦の動画を見ると4バックではないかと想像できます。

ミラーゲームなる可能性もあるので攻略するには下図のようにSBのオーバーラップやCFがサイドに移動することによってSHが中にドリブルしゴールシーンを演出できるかもしれません。

注目選手は、いつも途中出場や控えでの選手がこの試合先発では出場する可能性が考えられます。

その中でも小澤選手。他の選手のオフサイドでノーゴールなど不運もありましたが、この後の戦いに向けゴールが期待されます。

攻撃スタッツ - 小澤 秀充

そして遊馬選手。対戦相手にも元神楽しまねのチームメイトともおり、次節のリーグ戦はこちらも古巣となる奈良戦と今後の試合でメンバーに残るためにも結果が求められる試合となるのではないのでしょうか。

攻撃スタッツ - 遊馬 将也

GWは過密日程そして沖縄アウェー!!

頑張れガイナーレ!!