どうもたけっちです。先日行われたヴィッセル神戸の第4節、浦和レッズ戦を現地で観戦し、DAZNで見直し振り返りした超主観な(ココ重要)分析という名の感想殴り書きをさせていただきます。


スターティングメンバー


ルヴァンカップから初瀬亮以外の10人を変更したものの第3節ガンバ戦と同じメンバー同じフォーメーションで挑んだ。


ボールを持ったのか持たされたのか……ボールが上手く繋がらず


今季はここまで相手にボールを持たせてハイプレスで奪ったボールをシンプルに大迫へと供給しカウンター攻撃を仕掛ける事が目立っていたがこの日はボールを持ち後方から作っていく場面が多く見られた。


支配率とパス成功数で浦和を上回ったものの特に前半は浦和にゲームの主導権を握られていたように思う。


前川黛也が試合後に「前半からハイプレスで行ければ良かった」と語っていたことを踏まえるとある程度ボールを持つという方針で試合に臨んだ可能性が高い。

しかしボールを持ってもビルドアップ能力が高いとは言えない本多勇喜と山川哲史ではなかなかボールを前進させることは出来ずに横パスが多くなった。

また、大崎玲央がこの日はCBの間におりてくる場面も少なく浦和の前線4枚でのプレスに苦しめられることになった。


ロングボールで大迫勇也を狙うも高さのある浦和CBコンビに苦戦を強いられガンバ戦のような起点になる動きは中々出来ずセカンドボールを回収され続けてリズムが思うように作れなかった。


後半はいつもの神戸のリズムになるも1点が遠く反撃は及ばず


後半からはハイプレスへといつもの神戸の形になると、徐々にハイプレスが形になっていく。


特に浦和のボランチへとボールが入った際に前線のプレスバックと山口蛍と齊藤未月のプレスで挟み込むような形でボールを奪う機会が増えて大迫や汰木康也がゴールを狙うも西川の好セーブに阻まれる。


更に後半22分から汰木に代わり佐々木大樹が投入され、後半32分には大崎に代わり泉柊椰が投入され武藤嘉紀と大迫の2トップになってからは相手陣内でプレーする時間が多く決定機も何度か作った。


特に後半ATには本多がロングボールに競り勝ち武藤が抜け出し中にいた泉にグラウンダーのクロスを送るも西川に止められてしまいタイムアップとなった。



見えてきた課題


今季リーグでの初の敗戦、またルヴァンカップに引き続き連敗してしまったことで見えてきた課題がある。


この日は交代枠の使用が2枚となったが、選手層の薄さが影響している。

ジェアンパトリッキがベンチ外になりこの日ベンチ入りした攻撃的なカードは佐々木、泉、ムゴシャの3人だった。

ムゴシャはルヴァンカップでは結果を残せずまた内容もよくなく現状大迫と比べてしまうとかなり見劣りしてしまう。


またムゴシャだけではなくルヴァンカップではリーグ戦で出場を続ける初瀬、山川、齊藤、汰木以外は精細を欠く内容となってしまった。


試合前日に菊池流帆の離脱が判明、またルヴァンカップで飯野七聖が負傷退場するなど怪我人も多くなっている。


こんな時こそ若手の出番でありレギュラー奪取の絶好のチャンス。


戦力の底上げのためにもより一層の若手の頑張りに今後は期待したい。