前節までの対戦成績得失点パターン


ホーム開幕戦、昇格争いの最大のライバルを迎える。

フォーメーション図パスソナー・パスネットワーク

長野さんは開幕戦は上野山監督になった讃岐、前節の宮崎戦と後ろからボールを繋ぐ相手だったので、ハイプレスが機能し、宮崎戦では10分でパスカットからゴールを奪った。

早い時間にゴールできたので、そこからは様子見の時間が続いたが、DFがボールを奪ったらロングボール→相手ボールになったらプレス始動の構造ができていた。

前半はスピードのある榊選手、後半はポストプレイヤーの高窪選手だったが、プレス連動性を考えるなら榊選手に分があるが、後ろからの繋ぎにこだわらない岩手が相手だけに、どういうスタンスでくるか。鳥取さんはハイプレスを諦めロングボールで仕掛けてきたが、牟田選手に抑えられた。スタメン1トップのところは確認したい。

ヒートマップ - 宮阪 政樹ヒートマップ - 三田 尚希

宮崎戦はボールを握られる展開だった。パス成功数186本、成功率60%。本来はしっかり繋げるチームである。宮阪選手のパス数が増える展開になるだろう。三田選手のヒートマップが低い位置まで濃いが、押される展開でも存在感は抜群で、岩手戦では高い位置でボールを受けれるだろうし、吉村選手が控えにいる事からもわかるように、両サイドの選手は突破力がある。

岩手としては守備の対策が求められるが、中村選手の出場停止もあり、3バックを含めた人選に注目が集まる。スペシャルな相手の対面に誰を据えるのか、このサイドの出来がこの試合のみならず、今後の流れにも影響するかもしれない。


ヒートマップ - 韓 勇太ヒートマップ - 中野 雅臣

岩手の攻撃において欠かせない存在となっている韓選手。左右に流れてのポストワークというチームの役割を担いながら。流れからの得点はチームとしてもないが、前節の長野の失点シーンは、参考になるかもしれない。左大外からの崩し、いつか見た光景。