長野さんは、特に喜岡選手からの右前方へのフィードから榊選手のプレススイッチが入る。
岩手はプレスから逃れる為に、韓選手が右サイドに下りボールを受けようとする。
長野さんのCBがついて行き、プレスバックした選手とともにボールを奪う。
両チームのベースとなる攻撃が抑えられた以上、この結果は必然だった。試合開始後から降り出した雨の中、非常に見応えのあるデュエルが90分続き、繋ぎの部分や個人の能力で打開する事がどちらもできなかった。
長野さんがボールを握る展開になったら、右サイドの攻撃は強烈だ。しかし、この試合はうまくいかなかった。三田選手は後半左サイドに移り、その後2人とも退いた。今日出た加々美選手は初スタメンだったが、運動量豊富に上下動していた。
開幕3試合で勝ち点5というのは悪くない成績だ。しかし、優勝昇格を目指すチームであれば、得点2しかも流れからの得点0では難しい。この日は枠内シュート0。韓選手のポストが収まらないと機能不全になる。長野さんは前4枚がプレスにいくので、SHとボランチ間のスペースが空く構造と、岩手1トップが行うDFラインから下りてボールを捌くという流れがかみ合うはずだったが、実際うまくいかなかった。今の守備の所はスタメンに自信をもっているのだろうが、人選・ユニットを含め考慮する時期がそのうち訪れるだろう。
残り25試合、得失点の数字が見込めないという事は、勝ち点3にこだわるしかない。
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2021/3/30 12:32
前半10分~15分頃から少し長野が押し込むようになって、三田選手の所で結構起点ができていた気がしました。
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TK
2021/4/2 00:06
プレビューで頂いたコメント通りの展開でした。
後半はいわてが盛り返した感がありましたね!
キックオフから試合終了までバチバチで集中力が高いナイスゲームでした💪
‥が、こういう試合を「どう勝ち切るか」ですね💡
点を取るために何を取捨するか。
勝ち点3にこだわらなければいけない戦い。
まだまだ模索が続くでしょう。