2021 J3第6節 福島 - 岩手 プレビュー　negative words

第６節延期分が、水曜午後にKOされるので少々プレビューを。

福島さんの攻撃の中心といえばイスマイラ。長身かつスピードがあるJ3屈指のCFをどう止めるかが1番の問題である。岩手はこれまで、前から捕まえに行く事でロングボールを蹴らせて回収する事を基本線としているが、イスマイラvs牟田選手の制空権争い。そこがうまくいかないと、右に流れてプレーするのが好みのようである。

１－３－４－３のミラーゲームとなるであろうこの試合。３番河西選手のウイング裏へシャドーを走らせるロングボールだったり、４１番上畑選手が最終ラインに下りてビルドアップしたりと、ハメにいっても対応されてしまうので、どうプレスを区別するか。また２番鎌田選手や１１番雪江選手のポリバレントな彼らの位置取りにも注視しなければならない。ただ、雪江選手は脳震盪の疑いで交代しており、中９日。回復したかどうか。

岩手としては、ブレンネルが出場停止であり、韓選手をスタメンから使うか。日曜の天皇杯は３３分プレーしたが、調整出場でもスタメンであった所が彼への評価であろう。ポストプレーが攻撃の生命線となっている現状、どの位出られるか。またシャドーのコンビを誰にするか、スタメンに注目が集まる。

福島さんは八戸戦、前半２点取り試合をコントロールした。クリエイティブなボランチ2枚にどう対応するか。負けた岐阜戦は追いかける展開にうまく手が打てなかった。福島さんもそういう展開を望んでいる。日曜日に出場した選手が招集されているかどうか、混戦の昇格争いに残る為にも、この連戦はチーム力が試される。