左が10節の試合、右が前節の試合。スタメン表を見ても、KOの笛が鳴らないと並びが分からないYSCC横浜さん。わかっているのは90分、前からプレッシャーをかけ続ける事である。
YSCCさんのキャプテンであり、全試合出場している代えの効かない選手。そして、以前グルージャに所属していた土館選手。ボランチではミドルシュートを決め、後半相手が2トップを守備時に縦関係に変更し、後ろでのパス回しがうまくいかなくなると、最終ライン中央でプレイし、ビルドアップの安定に貢献。練習量が増えたというCKからも得点し、チームの勝利に貢献した。
エリア間パス図のように、後ろから繋いでくるスタイルは顕著だが、最前線には裏を積極的にねらうチャールス選手がスタメンからでてくるだろう。当然岩手もハイプレスで行くと思われるが、剥がされると彼のスピードが活きる展開となる。
前節と同じ並びでくるならば、完全にかみ合う形となる。ウイングが高い位置を取ってくるが、パワフルな持ち上がりの船橋選手。この日はウイングだったが、基本的には前の方で出場する柳選手。大外を生かせるか否か。ここの攻防がカギになるかもしれない。
YSCCさんが並びを合わせてくるならば、個人として違いを生み出せるか、もはや攻撃の核となりつつあるブレンネル、前節のパス総数45本はFWとしてはとても多い数字。それだけ前線でパスを受けられたという証拠である。当然ここを抑えたいと思うが、YSCCさんは前からくるチーム。パスがこなければ攻撃回数が減る。
前節も90分に得点した。時間帯別でも後半最後の15分の得点率が1番高い。セットプレーが多いのだが、選手の集中力による所が大きいかもしれない。そこには体力の問題も関わってくる。ナイター17時KOとはいえ、暑さが残ると予想されるYSCC戦。相手の体力、勢いをいかに削いでいくか。
流れなんて、関係ないね。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2021/6/26 09:42
お互いに、相手のプレスを剥がせるか、剥がせないまでもいなせるかどうかで最初の展開が決まっていきそうですね💡
前半&後半それぞれのラスト15分で得点を取りたいですね⚽⚽