いわてグルージャ盛岡にとっての大事な一週間。強敵富山戦の結果次第で、水曜日天皇杯の考え方にも変化が出る。
エリア間パス図から見る特徴。後ろから繋ぐ際、困った場合はインサイド花井選手がアンカー左脇に下りてきて、受けて展開していく。
右CBの柳下選手のヒートマップがCBの値とは思えない図で、右ウイング音泉選手との連携で前線に絡んでくる。この日のクロス本数8本は最多。
前節はプレスがハマらなかった事で流れを掴めなかったが、基本戦型を見ると、富山アンカーの選手が空く形となる。岩手CFが富山中央CBを見ながらアンカーへのパスコースを消すという仕事がベースになると思われるが、ここの前提が崩れると、後ろへのしわ寄せがくる。CFの選考を含め、どういう選手を起用するか。最後の所で守れればとの想いが、疲労の蓄積にならなければいいが。
最後に、富山さんに対し今治さんは、FKにおいてファーサイドに蹴っていた。失点シーンもファーサイド。試合後コメントを見るに狙いだったとみられるが、この辺は修正してくるだろう。プレスを含めた駆け引き、対応の的確さが試合の結果を左右するだろう。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2021/7/6 11:52
最終ラインの選手ながら、柳下選手の果たしている役割は大きいですね!
ウイングを押しあげつつ自らもクロスを入れていく。
そういうところを消しに行くのか、出させつつひっくり返すのか、そういったアプローチをあれこれ妄想するのも個人的に楽しみにしています💡