今シーズンからJ3に参戦した宮崎さん。開幕戦で対戦したが、洗練された組織的なボール回しで、驚きを覚えた。
前節YSCC戦は、前半10分にCKから先制できた事もあり、いつものサッカーが出来なかった事はパス成功数を見れば明らかである。しかし、交代選手に点を取られるまで粘り強く守れる所が、初年度で勝ち点28も獲れている理由のひとつだと思う。
注目する点は岩手のスタメンCFが誰かという所になる。ここ2戦の前半を見れば、CFも活用した守備設計の重要性は感じただろう。韓選手に得点はなかったものの、いい守備からの流れで点を取れた事にいいイメージを覚えたのではないか。
宮崎さんは前節、後ろからの繋ぎにもれなくDFがついてきたので、長いボールを橋本選手に競らせて拾う狙いが多くなった。岩手戦はその展開をなるべく避けて、後ろから繋いでゲームをコントロールするいつものサッカーを目指してくるだろう。
そこにチームとして制限をかけに行くか、後ろに重心をかけながら、個人の力をベースに点を取りにいくか。宮崎さんのやり方は変わらない以上、この点が試合の展開を生み出す事は間違いない。ここの選択は今後の展開にも影響する。勝っている時は代えないという人もいるが・・・
宮崎さんの右サイドの攻撃や、サブメンバーを含めた展開についても触れたかったが、それについては試合後に。
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