2021 J3第20節 今治 - 岩手 プレビュー StandUP

前節ホームで勝ち点を得られなかった岩手。今節も1－4－4－2との相手であるが、スタイルは異なる。

前節今治さんは、前半13分で数的有利になったが、その為にいつものハイプレスを封印し中を締めるＹＳＣＣさんから26本シュートを放ったが得点を奪う事ができなかった。サイドに展開し2人の関係でクロスやパスを中に送る攻撃が沢山見られた。ボールを握る展開になるであろう岩手戦でも、中を睨みつつサイドから攻撃を仕掛けてくるだろう。2トップというよりは、前回対戦でミドルを決められた島村選手がトップ下の位置に顔を出し、バルデマール選手が真ん中で待つ形が主である。また途中からＤＦ登録の190ｃｍ安藤選手をＦＷ起用し、より放り込んでくる形ももっている。

サイドを攻略してくる今治さんにどう対応するか。鹿児島さん宮崎さんに比べ、ビルドアップ時の変化はＣＢが開きボランチが中に下りる形が主なので、前からハメる事はできるかもしれないが、そこを抜けられるとサイドで数的不利の状況になる。

ＣＫの守備は両チームともゾーンで守る。高さに自信をもっているからであろう。両チームともセットプレーからの得点が今シーズン1番多い。ＣＫを得るにはいかに押し込めるか。サイド攻撃が多い今治さんだが、クロスからの失点も目立つ。この日は個人で頑張れるモレラトを出場停止で欠く。どう対応するか、メンバー選考の所から見てみる事としよう。