2022 J2第4節 仙台 - 岩手 プレビュー Triangle

特別な試合。Footballを楽しめる事を感謝しながら。

仙台さんは今シーズンホーム２試合スコアレスドロー。勝利が求められる特別な試合であるからこそ、この試合へのプロセスには非常に興味がある。

ＣＢとボランチの４人でボールを保持しながら、タイミングを計る仙台さん。前節群馬戦は相手が引いて守る形がベースで、細貝選手のアクシデントもあり、後半からは５バックに変更した事もあり、ブロックを崩す事がなかなかできなかった。

その中でも違いを生み出せるのが遠藤選手。右サイドがベースとなるが、ブロックの中でもボールを受けられ、左サイドでも、中央でも、セットプレーでも、その左足は脅威となる。そして、ＳＢの真瀬選手との連携による右サイドの突破は鋭いものがある。真瀬選手は積極的に上がり、裏への飛び出しやクロスを上げてくる。群馬戦は前半は右サイドからの攻撃が半数を占めた。

岩手としては、左サイド中村太亮選手の守備の時間が増えるだろう。ボールを握られる展開にはなるだろうが、ここを封じれると大きい。そして、仙台さんの高い位置を取るＳＢの裏を切り替え時に突ければ、チャンスは見いだせるだろう。

まずは両チームのスタメンを確認してから。特に仙台さんは、ボランチ吉野選手の状況が気がかり。勝利が必要な特別な試合に、より自分達にフォーカスするのか、この１週間の準備が見えてくる。