前節までの対戦成績得失点パターン

東北勢同士の戦い。岩手は苦手な福島の地でどのような結果になるか。

パスソナー・パスネットワーク被PA内への進入傾向

福島さんは前節琉球戦。開幕3連敗という結果を受け、メンバーを6人変更。琉球さんのビルドアップに対しての対策を実施。誘導とハードワークでボールを奪い、カウンターから先制できた。後半は、個の質で上回る琉球さんの攻撃に押され、沖縄の気候もあり足を攣る選手がでてきたが、なんとか逃げきる事ができた。

エリア間パス図ボールロスト位置


昨シーズンから就任した服部監督は、後ろからビルドアップする事に取り組んできた。琉球戦でも、ゴールキックから繋ごうとする姿勢は見せている。

今シーズンは、前で収められる選手がいない為、縦パスを落としてサイドに展開する形で攻撃したいのだろう。現状は4試合で2点しか取れていないが、岩手戦は勝った時は変えずにくるのか、自分達のカタチを示すのか。

攻撃スタッツ - 石田 崚真ヒートマップ - 新保 海鈴

岩手は今シーズン初めて3バックのチームとの対戦になる。

福島さんがボランチの枚数をどうするかは試合が始まってからだが、守備時にどのような対処をするか、3枚のビルドアップに前線2枚とウイングがどう関与して守備をしていくか。

攻撃時に関しては、福島さんが2トップを継続してくるならば、両CBが監視されるものの、SBには余裕ができる。左SBの新保選手をどう捕まえにくるか。

福島さんからすると、大枠で捉えると前節戦った琉球と攻撃の特徴は似ている。大きな違いは、宮市選手を使った上での争いがある事。ある意味予行演習となった前節と同じメンバーでくるのかどうか。まずは福島さんのスタメン、出方を見てみる事としよう。