今シーズンJ3に昇格した奈良クラブさんとの対決。

前節までの対戦成績得失点パターン

奈良さんは前節琉球戦。開始早々相手のバックパスを奪い先制すると、1-4-4-2の守備ブロックを作り、琉球さんのビルドアップを制限。37分に相手CBの持ち上がりを奪い、カウンターで追加点。

個の能力で勝る琉球さんにも、選手交代で運動量・強度を継続し、クリーンシートでの勝利を収めた。濱田社長も完璧という表現で讃える内容だった。

パスソナー・パスネットワークPA内への進入傾向

攻撃スタッツ - 浅川 隼人ヒートマップ - 浅川 隼人

攻撃スタッツ - 西田 恵攻撃スタッツ - 嫁阪 翔太

奈良さんも後ろからビルドアップしようとする所、左からの進入が多い所は岩手と特徴が似ている。

左ウイングには、岩手に所属していた西田選手か嫁坂選手が入る。左でのチャンスメイクを防がなければ、右ウイングに入る、熊本所属時に対戦経験もあるFW浅川選手がいる。両チームにとってストロングな左サイドの攻防はこの試合の主導権を握る上でのカギとなるだろう。

守備スタッツ - 加藤 徹也守備スタッツ - 都並 優太

両SBともデュエルの強さを備えている。特に左SBの加藤選手は181cm。宮市選手との空中戦という戦いも加わる。セカンドボールをどちらが拾えるかについては、フリアン監督もこの試合のポイントの1つにあげている。

https://note.com/naraclub/n/n6cb15ecada5d


攻撃スタッツ - 堀内 颯人

両チームとも、1-4-4-2での守備ブロックを組む事が予想されるが、岩手としては、前2枚がアンカーへのパスコースを消しながらCBへのプレッシャーを与える形から入る。

奈良さんとしては、どう経由してアンカーが前向きにボールを受ける事ができるか。中盤で数的優位を作り、試合の主導権を握れるか。

岩手には、個の能力差を1番生み出せるセットプレーという強みがある。フリアン監督がホームで何をポイントにおいて試合を支配しようとしてくるか、見てみる事としよう。