水曜の天皇杯もJ1横浜FCに敗れ連敗中。3連勝中の松本山雅さんをホームに迎える。
松本さんは前節讃岐戦。ボールは持たれるものの押し気味に試合を進め、38分自陣ゴール前で奪ってからのカウンターで滝選手がカットインからのシュートを決め、60分には左に流れた菊井選手のクロスに小松選手がヘディングで合わせリードを広げた。それからは3バックに変更し得点を狙いにくる讃岐さんに選手交代で2トップに変更したが、自陣に押し込まれる展開になり、クロスバーも二度味方してくれてクリーンシートで勝利した。
ライバル長野さんとの衝撃的な2週連続の敗戦から2週間空いたホーム鹿児島戦でも敗れ、GKを含めたスタメンを少し入替え3連勝中。左ボランチ住田選手がアクセントになり、左サイドからの攻撃が活性化している。岩手としては前節富山戦で失点してしまった右サイドの守備。SHのスタメンが誰になるか見てみる事としよう。
J3リーグ最多得点27点の松本さん。それを牽引する下部組織出身の小松選手。5試合連続得点中で、現在12点でJ3リーグ得点王、紛れもない旬な選手。そして21年、大雨のいわスタでミドルシュートを決めた滝選手。強烈な攻撃勢をいかに止められるか。
水曜日に天皇杯を戦った岩手が日程的不利である事は否めない。しかし2週間前、その不利を覆したチームを知っている。上位チームとの対戦を経て得られたものをどうホームのピッチで表現するか。3連投の選手もいるであろう。相手の中盤にはパウリーニョがいて、強烈なフィジカルとプレッシャーを受ける。中央を侵略せずに相手を崩す事は難しい。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2023/6/24 17:37
松本はボール保持率が
50%以上の試合: 5勝1敗
50%未満の試合: 2勝3分3敗
と、まさに
>ボールは持たれるものの押し気味に試合を進め
ることができるチームですね。
4試合連続複数得点中というのも凄いと思います。
・ボールの失い方
・ファーへの斜めクロスへの対応
・ミドルレンジからのシュート
とケアすべき点は多いですが、期待しています!