今治さんは前節長野戦。1Qは一進一退の攻防で進み飲水タイム後の32分、セカンドボールを拾ったトーマスモスキオンがそのまま右サイドを駆け上がってのクロスに横山選手が合わせ先制。すぐ36分に弓場選手のアウトスウィングのCKに加藤選手が二アですらし大外の竹内選手が押し込みJリーグ初ゴールで追加点。
後半追いかける長野さんが積極的な守備をしかけるも、後半から出場のウェズレイタンキのポストワークが今治さんの逃げ場となり、右SB黒石選手のハム負傷も重なり攻守に停滞。そのまま0-2で逃げ切り4連勝を飾った。
開幕4連勝からの連敗、再び連勝からの4連敗と出入りの激しいシーズンを過ごしている今治さん。現状2度目の4連勝中で6戦負けなしの2位となっていて、いい流れの中で3週間の中断期間に入れるか。
夏のウインドーで加入した2人は連続出場。加藤潤也選手は献身的な守備と鋭い得点感覚で右IHとして攻守に貢献している。ウェズレイタンキはフィジカルがとても強く速さも兼ね揃えるストライカー。まだコンディションと守備の面で課題を抱えるが、昇格を目指すチームの力になれるか。同じブラジル人のマルクスヴィニシウスとの2トップはJ3リーグ屈指の破壊力となる。
30得点の半分をセットプレーであげている。もはや今治の攻守の中心ともいえる新井光選手。そしてルーキー梅木選手の怪我と松本選手の移籍により出番を得た左利きのアタッカー弓場選手。左右に精度の高いキックを持つ今治さんのセットプレー。
1ヶ月前の今治戦、試合途中の1-3-1-5-1の並び変更に対抗できず、翌節の富山戦までパフォーマンスが影響した事は記憶に新しい。今回の対戦ではそのような奇襲はないだろう。
前節の長野さんも1-4-4-2の守備布陣であり、イメージしながらこの1週間対策は準備してきた事だはずだ。神野体制となってからのチームの成長を測る試合となるのは間違いない。中断後への期待感が得られる試合となるかどうか見てみる事としよう。
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