最終節、ホームの水戸戦で敗戦し、今シーズンのヴェルディは

13勝15分14敗12位で終了。


ここ最近は経営問題も報道され、様々な面で厳しいシーズンだったなと思います。

2010年にクラブ消滅の危機が報道されたときには、

「もしヴェルディがなくなったら、自分はサッカーを見るのだろうか」

「サッカーを好きであり続けることができるのだろうか」と考えていました。


ここ最近も同じようなことを考えたりしていますが、

勝った負けたで一喜一憂できることそのものが、サッカーを見る楽しみの一つなので、

なんとか厳しい状況を乗り越えてもらえればなと思います。


フットボールラボで今季のシーズンサマリーを見ると、

特徴的なのはやはりポゼッション、パス数といったところになりますね。

https://www.football-lab.jp/tk-v/

・パス数(リーグ1位)

・ボール支配率(リーグ2位)


永井監督はポゼッションやボールの動かし方にこだわりを持っているので、それが顕著にあらわれていますが、これだけポゼッションしていてシュート数はリーグ17位。

「相手を圧倒して勝つ」というレベルにはまだまだ程遠い感じがしますね。

黄金期を知る永井監督だからこそ、ただ勝つだけでなく、内容にもこだわっているのだとは思いますが、

強かった頃のヴェルディってそんなにポゼッションばかりしていたイメージもないんですよね。


カウンターからでもセットプレーでも、泥臭いゴールでも、いろんな形で点をとっていたように思います。

(93年とか過去のJリーグのデータを確認する術がないので、あくまでも主観的な印象ですが)

守備も堅くて、93~95年は3年連続でリーグ最少失点。


個人的には

「ポゼッションを追求する」=「ヴェルディのサッカー」

とは思っていないので、

来年は苦境でも相手より体を張ったり、走力で上回ったり、

どんな時でも勝利(勝ち点)にこだわるサッカーを見たいなと思っています。