前へ進む一撃で連敗を阻止
21節のアウェイ鳥栖戦は1-0で勝利、連敗を3で止めた。
スタメンは山田がインサイド、右サイドには川口、武藤が2試合連続でスタメンに入り小屋松と2トップを組んだ。
試合としてはボール支配率(鳥栖69-柏31)パス成功数(鳥栖678-柏166)とスタッツが示すように鳥栖がボールを握り続ける展開になった。4試合連続で先制点を許し3連敗中の柏だったがこの試合は守備時の立ち位置も5-3-2に戻し、前線2人と中盤3人の横スライドでプレッシャーを掛け、攻撃時には武藤、小屋松、山田、マテウスが立ち位置を変えながらDFの間でボールを受ける動きを狙った。
そして19分、柏に待望の先制点が生まれる。柏のDFライン右から左サイド、中央に入れてから再び右サイドへとボールを動かし鳥栖のラインが左肩上がりになったところを右サイド川口が斜めにスルーパスを送る。鳥栖DFの裏に入った武藤がGKの位置をしっかり確認し右フックのような巻くシュートをニアサイドに見事に決めた。
このゴールで武藤は通算50得点を記録。44分にもDFラインの裏を取りGKの上を抜いたループシュートを見せるなど、鳥栖にボールを持たれる展開の中でもハイライトとなる3本のシュートシーンを見せてくれた。
ミッドウィークの連戦のため試合はかなりの消耗戦となったが、中盤を中心に積極的に交代策に動き、戸嶋、加藤、ドッジと投入し、前への馬力とパワーを出すために細谷、森も投入した。
アシストを記録した川口はエリア内へのドリブルからシュートシーンをつくるなど好守に運動量を見せた。終盤は足をつってしまうアクシデントもあったが、戸嶋とポジションチェンジし中央に入ることで最後まで戦いきった。
スタート位置を5-3-2にして重心をやや中央に戻したことで先制パンチをヒットさせるがことできた。後ろに体重を乗せたままでは相手にダメージを与えるようなパンチは打てない。前後左右にバランスよくステップを踏みながら体重移動させジャブからのコンビネーションパンチを打つことで相手のバランスも崩れクリーンヒットのチャンスも生まれる。相手の嫌がる動きができる武藤、小屋松、運動量とテクニックで翻弄できるサヴィオ、鋭いストレートとなる細谷、更にヘビーパンチがある森と多彩な攻撃の手数はある。”ベタ足”でガードを固めるのでなく前へのステップとファイトの姿勢を連戦の中でも見せていきたい。
【第四ブロック】
18節・A・横FM・●・0-4
19節・H・鹿島・●・1-2
20節・H・名古・●・0-1
21節・A・鳥栖・〇・1-0
22節・H・札幌・?・?-?
勝ち点 3/(目標)10 達成率30%
【柏アカデミー出身比率】
スタメン:GK佐々木、DF上島、古賀、MF山田
※スタメン比率36%(4/11)
リザーブ:GK猿田、DF田中、MF加藤、FW森、細谷
※出場比率43%(7/16) ※メンバー入り比率50%(9/18)
【柏アカデミー出身比率(リーグ21節まで)】
スタメン比率29%(66/231) 出場比率32%(102/317) メンバー入り比率40%(151/378)
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/7/12 01:19
㊗通算50得点🎉🎊
裏抜けのタイミング+シュートセンス、絶品でしたね👏
次の札幌はステップワーク(?)良く攻め込んでくる相手。
しっかりガードして、先制パンチを打ち込みたいですね👊