結果を分けた差はスプリント!!

まずは下図のスタッツを見て欲しい。


基本スタッツ


川崎F・・・164回

鹿島 ・・・143回

その差21回

サッカー好きからしたら、「そんな大した差か?」って思いますよね!

私もスタッツだけを見たら、全体的に差が無いと感じた。

そのため、試合とハイライトを見返した。


まずは試合を見てない方もハイライトを見て欲しい


視聴ありがとうございます。


ではなぜ、スプリントの差が試合を分けたか?

ハイライト動画を確認して、スプリントについて見ていきます。

*下記に出てくる時間は、上部動画の時間になります。試合時間ではございませんのご了承ください。

◯川崎 

 ①1:14・・MF田中碧がロスト。大島がすぐにプレッシャーへ。

      DFとトータル3枚で囲える状態に持って行った。


 ②1:28・・CKから失点。GKチョソンリョンとFWレアンドロダミアンのミス。

      しかし、鹿島は誰一人ボールに走り込んでいなかったことも事実。


 ③1:51・・DFジェジエウがロスト。DF谷口が間合いを詰めて時間を作った。

MF脇坂がスプリントして挟み、いい体勢でシュート打たせなかった。

 

 ④2:18・・DFジェジエウのクリアミスが鹿島FW染野へこぼれたがゴールポスト直撃。


◯鹿島

 ①0:24・・失点シーン。川崎FW家長へプレスが甘い。

      しかし、見る限りオフサイドだった。(VARがあればという場面でした)

 

 ②0:43・・失点シーン。①と同様。

      川崎FW家長へプレス無く、悠々とクロスを上げられた。

      鹿島選手が3枚プレッシャーを掛けれる位置にいた。

      誰か一人プレッシャーに行くべきだった。

 

 ③2:10・・②と同様な形。MF家長のクロスからファーサイドのMF長谷川へ

      MF長谷川のスプリントにDF内田が付いて行かなかった。


なお、ハイライトには無いが試合時間58分にもサイドチェンジから内田のクロス、エヴェラウドが空振りしたチャンスの場面があった。


まとめ

振り返って見ても、川崎Fが攻撃、守備どちらのシーンにおいて、スプリントが出来ていたことがお分かりだろう。

21回という差はそこまで多いとは思わないが、鹿島は失点シーンでスプリントがなかったことが悔やまれる。


総評

川崎F

前半は足が動いており、鹿島パスの出し手をよく潰していたが、後半に入りFWのダミアンを筆頭に疲れが目立っていた。もし1点目がオフサイドで得点出来ていなかったら、家長へマークが着いていたら、試合展開は大きく変わっていた。大島、田中、山根、脇坂の4名で細かいパスでリズムを作り、時には縦パスを入れたり、川崎らしいサッカーが見える試合だった。


鹿島

不運な形から失点となったが、前半は特にパスの出し手へのプレスが甘かった。後半、MF遠藤康、DF永木など交代選手がよく機能していた。細かいパス交換、プレスの速さ、パスの出し手が増えたことでチャンスを多く作っていた。後半のサッカーが試合全体で出来れば今年も上位と予想します。


以上、長文読んでいただきありがとうございます。

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