後半負傷交代となった米田選手。

腕から落ちていたので最悪骨折じゃないかと心配です。






ゲームもスコアレスドローでPO圏内はキープしていますが、いつ追い抜かれてもおかしくない状況ですし、次節からの上位連戦を考えるとPO圏外の可能性もあり心配です。

そんな対秋田戦のレビュー。






【基本スタッツ】

基本スタッツ

前半はほぼ長崎ペースでゲームが進行し、後半は秋田がセカンドボールを回収する場面が多くチャンスメイクしていました。

どちらも決定的な場面はありましたが決めきれず、結果はスコアレスドロー。






【フォーメーション】

フォーメーション図

フォーメーション図

秋田:4-4-2

長崎:4-1-2-3

長崎は後半の交代で松澤・ジョップ選手が入り4-4-2となりましたが、秋田が4-4-2なのでギャップが減り、セカンドボールを秋田が回収し、ゲームを難しくしている様に感じました。

中村選手はいつもの様に縦横無尽なポジショニングでボールを引き出していましたが、サイドチェンジや楔はこれまでよりも数が少ない。

4-4-2に変えて秋田を揺さぶるなら、名倉選手を投入しても良かったんじゃないかと思いました。







時間帯別パスネットワーク図

時間帯別パスネットワーク図

長崎がフォーメーションを変えたのが後半15-30分の時間帯(記録上は後半19分)。

これ以降中村選手が自陣でパスを出した事が記録されるようになりました。

逆に秋田は長崎の交代が行われた後半15-30分から、長崎陣内でのパスと選手のポジショニングが記録されています。


前半はフォーメーションのギャップからゲームを有利に進めていた長崎ですが、徐々に秋田が対応。

後半に交代カードを切ってフォーメーションを4-4-2に変更しましたが、ミラーゲームとなりボールを持てるようになった秋田が攻め込むという展開でした。

長崎は4-4-2になってからもサイドでボールは持てていたのですが、数的同数を克服できずクロスも制度を欠き、シュートまで持っていく回数もあまりありませんでした。

マークを外す渦の動きくらいやればいいのにーと思いながら見ていました。


戦術が結果を生み出せずドロー決着になり、今期の長崎らしいゲームでした。

次節は町田ですよー