過密日程だとブログも追い付かない。
2試合まとめてレビュー。
この2試合を見てみると
琉球戦は支配率、パス成功数では珍しく相手に上回られたものの、シュート数で圧倒。
相手にも15本打たれてはいるものの、複数得点で快勝。
栃木戦は反対に支配率、パス成功数ではいつも通り相手を上回るも、得点は相手のミスによる1点のみ。
まぁ内容どうあれ2連勝で順位も上昇。。。とは言うもののこの2試合、喜ぶような内容では無かったかなぁという感想。
得点は相手のミスがらみ
栃木戦は言わずもがな、琉球戦の3得点の内、少なくとも前半の2点は相手の守備時の個人戦術のミスに見えた。
まずは、ヴィニシウスの1点目。
https://twitter.com/i/status/1315176821026172930
中盤、センターサークル付近でボールを奪いショートカウンターの形。
ここで相手CDFの李栄直は前を向いた南からヴィニシウスへのパスを予測しインターセプトを狙ってヴィニシウス寄りにステップする。
ところが南からの裏のスペースを狙ったスルーパスでステップの逆を取られ、いわゆるCDF間の門を通される形に。
抜け出したヴィニシウスが難なくGKとの1対1を制してゴール。
いろんな考え方があるだろうが、中盤の危険な位置で攻守入れ替わられて、相手に前向きにボールを持たれている状態であれば、一旦DFラインはまっすぐゴールに向かってリトリートしながら、中盤の選手が戻ってボールホルダー(この場合、南)にアプローチしてくるのを待つ(時間を稼ぐ)ほうがいいのではないだろうか。。。
琉球はチームとしてアグレッシブなスタイルを標榜しているので、積極的にインターセプトを狙うという約束事があるのかもしれないが。。。
南の2点目にしても、左サイドでスローインの流れからPA内に侵入した岡崎がキープ。
琉球の選手が2,3人引き付けられると、付近の南が浮いた状態に。
ここで琉球左MFの河合が猛然と左からなぜか岡崎からのバックパスを狙ったようなスプリントを見せる。
南は相変わらず浮いてるので岡崎はそのまま南にラストパス。
南は難なくフリーでゴールに突き刺す。
https://twitter.com/i/status/1315178549125550083
おそらく河合は岡崎が後方にボールを戻すところを狙ったインターセプトを仕掛けたのかもしれないが、なぜゴール付近で浮いている南をチェックしに行かないのだろうか・・・。
3点目もショートカウンターから相手が足を滑らせたところを加藤の個人技。
栃木戦の得点は、もうコメント不要の相手のミスなので割愛。
こんな感じでここ2戦の得点は、こちらの攻撃が相手を上回ったというより、相手の自滅に近いものと言える。
内容が良くても勝てない。内容が悪くても勝ってしまう。
以前も書いたが、ホームの福岡戦や、アウェイの松本戦は相手を内容で凌駕していても最終的なスコアでは負けている。
しかしながらこの2戦は、どちらかというと相手を圧倒できていない、攻撃のクオリティも発揮できていないにも関わらず危なげなく勝ち点を積んでいる。。。
指揮官のコメントもここ2戦は全く納得いってないようなのが伺える。
やはり内容と結果がリンクしてくるようにならないと真の進化とは言えないので、後半戦はそこを追求してほしい。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2020/10/17 15:04
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」
と言いますが、得点と失点でも同じことが言えるかもしれませんね?
でも相手のミスをちゃんとゴールに繋げられていることは大事だと思います!
(それを外していると、逆に相手に流れが行く気がするので…💦)