【決断の時は近い】


今回は覚悟のレビューとなる。

どのような形で残すか、考えに考えた。

が、今回は敢えて、今、ありのままに思う事を書こうと思う。




ここまでの6試合中々結果が出ずに苦しい琉球。

ポジティブな面を探すとすれば、追うことでチャンスを作って得点は出来ている。

前節の草野のゴールは予感を感じさせた。


しかし、今節を思い返すとその思いは…予感でしか過ぎなかったのかとブレてしまった。




今節も複数失点。守備が崩壊してるように見えるがどこが原因かと考えた場合、やはり今年からトライしている前線からのプレスだろう。

前からのプレスは連動なければ自分達でスペースを作っている事は自覚すべきである。


この戦術はボランチは追う仕事が多い。

この試合でも見られたように、ボランチが相手最終ラインまでプレス行くという事は、前後50mを常に上下する事になる。

武沢は攻守に走っていた。これは戦術を忠実に守った結果で、終盤の彼のスタミナ切れは責められないし、称賛されるべきとすら思う。

試合が進むにつれて真ん中がキツくなるのは当然だろう。



最終ラインについて、結果4失点。

1点目、2点目、3点目、4点目はダニーに止めてもらうのは虫が良すぎるだろう。(全部?分かって書いています。)


4点目はCBのミス。だが、それ以外は全てがとも言えない。

最後の責任を負ってるのは真ん中の2人だが、前で取りきれないので、最後が悪く見える。



戦術上、囲んで奪う事ができたという事は、またすぐに相手選手も近くにいるという事。

再度奪われて手薄な最終ラインに襲い掛かられてしまうリスクがある。


縦に早く攻撃したいのか、ポゼッションしたいのか、明確にしなければこの様な中途半端な攻守に、結果になる。


戦術としては面白い。完成すれば…と期待が大きいが。


今のところ、負が多い。


戦いが続き、昇格降格がある以上、結果が欲しい。その為の闘い方、戦術が必要である。


敢えて言うのであれば、もう、シーズンの7分の1を使った。


戦術を変える方法は簡単である。

今の戦術を諦めるか、一からやり方を変えるか。


再考の時。決断は近い。