前回のブログ

「摩訶不思議ブラウブリッツ秋田!」

https://sporteria.jp/blog/noritaka/6694919207542329345

を書いてから、週末のJ3第8節

Y.S.C.C.横浜 vs ブラウブリッツ秋田

をフルで観ました!


お互いに持ち味を出しつつも、結果はブラウブリッツ秋田が1-0で勝利し、見事に開幕8連勝達成。凄いですね!



さて、前回のブログで

①なぜボール支配率がこんなに低いの?

②なぜパス成功率がこんなに低いの?

と疑問に感じていましたが、この試合を観て少しだけ分かった気がしました!

(※この1試合だけなので、本当に少しだけですが)


まず

①なぜボール支配率がこんなに低いの?

については、

・ボールを持てないから支配率が少ないのではない

・ボールを支配していることを目的にはしていない

ことをすぐに感じました。

前線の選手はもちろん、最終ラインの選手も相手選手のプレッシングのいなし方が上手く、ボールポゼッションをしようと思えば問題無くできると思いました。


次に

②なぜパス成功率がこんなに低いの?

については、

・最終ラインからの長いパスも積極的に使っていく

・相手ディフェンスラインの裏へのパスが非常に多い

ことが要因ではないかなと思いました。


ファーストプライオリティは相手のディフェンスラインの裏で、パスを回していても常にそこを狙っている…というか狙いすぎ?というくらいポンポン入れていた印象があります。


もちろんどのチームも、シュートに直結する相手ディフェンスラインの裏へのパスは狙っていると思いますが、例えば他のチームが40%くらいの成功率だったらチャレンジするようなところを、20%くらいでもどんどん行く感じ。

もちろん、パスの出し手と受け手の意思統一がされていないと相手にボールを渡すだけになってしまいますが、裏への動き出しとセカンドボールへの反応にチームとして磨きをかけていて、そこが対戦相手からしたら対応しにくい部分なのかなと思いました。


相手ディフェンスラインの裏へのパスが多いので、その結果が、

①ボール支配率の低さ

②パス成功率の低さ

という「見かけの」スタッツになっているのかなと。

ただ、無理にポゼッションして高い位置で奪われることは少ないので、攻撃⇒守備の切り替わりを考えるとリスクは少ないなと。


また、放送中に何度も「守備をしっかりするチーム」と言われていましたが、守備から入って守ってカウンターではなく、(特に、これはY.S.C.C.横浜のサッカースタイルへの対応かもしれませんが)前から守備に行って相手の自由を奪う、ゲームを支配しに行っている守り方だなと思いました。

ただ前から行くばかりだけではなく、「中途半端にはいかない」というオーガナイズもしっかりされていて、1試合観ただけでは、誰が守備のスイッチを入れて連動しているのかちょっと分からなかったですね…次戦以降の注目ポイントにしたいと思います!


次戦は2位ロアッソ熊本との天王山!

https://www.jleague.jp/match/j3/2020/080908/preview/

このビッグゲームでどんなサッカーを見せてくれるか、次戦も楽しみです!