試合序盤に不運なディフレクションで失点すると、67分に3失点目。
試合は決したと思われたが、試合終了間際に2点を返し、なんとか意地をみせた一戦となった。
期待ゴールを見ると、80分になってようやくエンジンがかかっている。
劣勢の試合で、もっと早く巻き返すためには何が必要なのだろうか。
今回は、活躍した3選手のスタッツを簡単に振り返る。
ミッドウィークということもあり、短めで。
まずは、1点目のスーパーミドルを決めた山根永遠。
2点目も山根の大胆なドリブルから生まれており、全得点に関わった。
普段は左サイドハーフ左ウィングとしてプレイしているが、中央のレーンで違いを作れることをアピールした。
あれだけのシュートをみせられるとサイドで使うのはもったいない気もしてくる。
山根はもともとCFの経験も豊富な選手。
次節以降は、1トップやシャドーで起用されることもあるかもしれない。
続いて紹介するのは、2点目を決めた小島雅也。
得点シーンはもちろん、打点の高いヘディングで折り返しをするシーンもあり、PA内での活躍が目立った。
小島は育成年代で前線も経験しているためか、PA内で得点を感じさせるプレーをしてくれる。
実際に去年や一昨年も彼のセットプレーでの攻撃力や守備力に何度も助けられた。
1つ気になっているのは、攻撃時のコーナーキックの際、小島がカウンター対策係としてセンターライン付近にいること。
もちろん理由はあるのだろうが、小島ほどアスリート能力が高い選手をPA外に置くのはもったいなく感じる。
今季のCKからの得点は、直接ゴールの1点のみ。小島が速さと強さが解決策になるかもしれない。
最後に紹介するのは、敵陣深くで2度もインターセプトを成功させた内田達也。
得点にはつながらなかったものの、2つとも絶好のインターセプトだった。
守備へのカンが鋭い内田だからこそできるプレーで、同ポジションの風間岩上とはまた違った魅力をアピールした。
後半から投入し、足が止まった相手のボールを狩りまくるといった起用法もあるかもしれない。
さて、山根小島内田を中心に熊本戦を振り返った。
試合は完敗に近い惜敗だったが、収穫があった試合でもあった。
選手の長所を活かし、どのようにチームの完成度を高めていくのか注目だ。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/5/27 13:57
山根選手のゴールは年間ベストゴール級だと思いました…👏😲
見事なリバウンドメンタリティですが、やはり3点差というのは厳しいもの。
(といいつつ、今シーズンは3点差からの同点が多すぎるのですが…💦)
苦しい展開でも「挽回の一手」までゲームを繋ぎ留める粘り強さも求められそうですね💪