6連敗で降格圏に足を踏み入れてしまったザスパ。

不調の原因は様々あると思うが、今回は例年に比べて特に低調であるセットプレーを紹介する。


まずは、どれくらいセットプレーが不調か、J3から昇格以降の3年のデータを紹介する。


セットプレーのシュート率

  • 2020: 22.9%
  • 2021: 23.5%
  • 2022: 17.5%(リーグ最下位)


セットプレーのゴール率

  • 2020: 1.9%
  • 2021: 1.7%
  • 2022: 0.7%(リーグ最下位)


シュート率は20%、ゴール率は1%を割り、セットプレーからゴールを期待しづらい状況になっている。

今節も、大分はセットプレーからシュートを4本打ったが、群馬はセットプレーからのシュート2本にとどまった。(※本数は自分でカウント)

畑尾、高橋のシュートはどちらも惜しかったものの、ネットを揺らすことはできなかった。

『困ったときのセットプレー』という格言もあるが、そのセットプレーも決まらないとなると、困りに困ってしまう。


攻撃スタッツ - 畑尾 大翔攻撃スタッツ - 高橋 勇利也



では、どうしてセットプレーの決定率が低くなっているのだろうか。

キッカーが変わったからだろうか?たしかにメインのキッカーであった大前元紀は移籍したものの、風間や岩上もフリーキックの名手だ。

受け手が変わっただろうか?今年からスタメンに定着したのはCBの城和だが、新潟戦でロングスローからゴールを決めたのは他ならぬ城和だ。

監督・コーチ陣が変わっただろうか?これがどの程度影響があるのか、私にはわからない。


結局、どうしてセットプレーが決まらないのか、明確な原因は私には判断できなかった。

単に運が悪いだけで、次節から面白いように決まりだすかもしれない。



とりあえず、私はセットプレーが少しでも決まるように、お参りにでも行こうと思っている。どこかセットプレーにご利益がある神社はあるのだろうか?探してみよう。