沼津はGKを野村選手に左SBを大迫選手に変更。

渡邊選手は引き続きベンチ外でした。

フォーメーション図


対する鳥取は前節レッドカードで出場停止の藤原選手に代わり谷口選手が今シーズン初出場、スタメンに抜擢です。

可児選手が1列下がり世瀬選手とダブルボランチをトップ下には永島選手が入りました。

新井泰貴選手がベンチ外なのが気になります。

フォーメーション図

そして下図はフットボールラボからい引用させていただいた前半のタイムラインです。


前半の入りシュート3本と良かった鳥取ですが、その後は受け身に回ります。

15分ごとの沼津のパスネットワーク図です。

段々前線に押し上げ人数をかけている様子がわかります。

それに対し鳥取は徐々にポッゼッション率は上がりますが7可児、22小山、28谷口選手の間で多くパスが回り前線に攻めれていないのがわかります。

そして前半17分に失点。左サイドで上がっている瓜生選手の折り返しでした。

その前のプレーで相手選手との距離を確認するよりボールへの意識がもう少しあればその前の時点で防げたかのしれません。

そして前半アディショナルタイムでFKから失点。藤嵜選手は前回アクスタの対戦でもヘッドでゴールを決められています。

下図は両チームの先発フィールドプレーヤー身長上位3~4名、そして平均値です(鳥取はGKも併記)。

前半時点で最も身長が高いのが小山選手の185cm、平均も鳥取の方が3.9cm高いです。

クロスの精度は見事でしたが、対応が必要と感じました。


後半開始から原田選手と坂本選手を投入。

後半のタイムラインでは13位(沼津)対15位(鳥取)の対戦ということもありお互いパスがなかなかシュートまで繋がりません。

その後26分両チーム選手交代あり鳥取は清永選手、Jリーグデビューとなる横川旦陽選手を入れます。

そしてこの2人が魅せます。

横川選手の折り返しを清永選手がシュートしゴール!!

1点差とします。

後半40分谷尾選手を入れるも追いつけず。敗戦となりました。

横川選手、清永選手プレイ時間は19分ですが積極的に動いていました。

攻撃スタッツ - 横川 旦陽ヒートマップ - 横川 旦陽

攻撃スタッツ - 清永 丈瑠

そして課題の守備ですが左が沼津戦での谷口選手のヒートマップ、右が藤枝戦での藤原選手ヒートマップです。

谷口選手の立ち位置が少し高く右に寄っているのがわかります。

ヒートマップ - 谷口 智紀ヒートマップ - 藤原 拓也

そしてこれが藤枝戦での新井泰貴選手、世瀬選手のヒートマップです。

ヒートマップ - 新井 泰貴ヒートマップ - 世瀬 啓人

藤原選手の退場後に中央を守っていたのがわかります。

新井泰貴選手は昨シーズン最終戦熊本戦、世瀬選手は今シーズン第9節富山戦でCBを行っています。

新井選手のベンチ外は痛いですが、DH谷口選手を、CB世瀬選手という選択肢もあったかもしれません。


最後にJ3リーグも残り3試合となり他チームから契約満了、引退のニュースを聞くようになりました。

来シーズンの陣容を考える上で、今シーズンの1つづつプレーが繋がると思います。

また試合終了の最後までゴールやあきらめないプレー、マネジメントが今シーズンどのような順位にいても、来シーズン応援するサポーターの心に響くと思います。


自分の中で一番心を揺さぶられた試合は2019年アウェーC大23戦です。

そのハイライトを置いておきます。


頑張れガイナーレ!!