結果は厳しいものに。3連敗。

基本スタッツゴール期待値

ボールを握り、ゴール期待値も2点台。長野ゴールに迫りながら、途中出場加々美選手のミドル1点にとどまってしまった。

パスソナー・パスネットワークエリア間パス図

攻撃スタッツ - 進 昂平ヒートマップ - 進 昂平

ヒートマップ - 音泉 翔眞

松原監督が試合後に話していたが、佐古選手や宮阪選手から右サイドへのフィードを警戒する為に、佐藤未勇選手を起用し守備のタスクを任せたが、長野さんの狙いは進選手が左に流れて起点を作り、音泉選手がフォローしていく形。1点目は進選手がカットインしてシュートのこぼれからの流れ。

試合前のアップで、音泉選手が左サイドでクロス、砂森選手が中から外に動きながらクロスを送る練習をしていたので、音泉選手が左ワイドかなと予想したが、実際は砂森選手が左。攻撃時は基本的に最終ラインに残りながら、時折中央に入り岩手守備陣を困惑させた。

また、後ろに4枚残す事で福島戦で徹底して突かれた3バックの脇をケアし、守備の安定を図った。中2日という日程で、おそらく前日午前しか岩手対策の練習ができなかったと思われるが、シュタルフ監督の2年目の成熟を見せつけた。福島戦は1つの選手交代で2点差をひっくり返され、重要な日曜日の天皇杯クラシコに人員を優先する事ができなかったが、日程的な不利にもかかわらず、勝ち点3を取りにきて得るのはさすがのマネジメントだった。

パスソナー・パスネットワークエリア間パス図

攻撃スタッツ - 南 拓都攻撃スタッツ - 加々美 登生

25時間相手より時間があり、移動なしというアドバンテージがあったにも関わらず、試合を落としてしまった。連敗、無得点という所で選手を入れ替えたと松原監督は仰っていたが、方向性はゴール期待値が示す通り間違ってはいないと思う。

60分からSBを変えた。南選手は怪我明け、加々美選手も本職ではないが、役割を全うした。変わった選手が実力を発揮する。流れの良くないなかで、変わった選手が普段の成果を表現できるか。次節は結果が求められる南部ダービーである。