基本スタッツゴール期待値

FC大阪さんは前節八戸戦。試合開始からインテンシティ・セカンドボールの回収で優位に立ち、獲得したPKはGK大西選手の残した足に阻まれたものの、36分右サイド美馬選手の左足のクロスがファーサイドに流れ田中選手が流し込み先制。

後半早々にこぼれ球を拾った左SB舘野選手が左足を振り抜き見事なミドルシュート。2点のリードとなったFC大阪さんは、八戸さんにボールを持たせ、4-4のブロックで待ち構えボールを奪ってカウンターという展開に。大西選手のセーブに遭い追加点とはならなかったものの、1日分の日程差を活かし強度を落とす事なくクリーンシートで勝利した。

パスソナー・パスネットワーク得失点パターン

昨年J3リーグに昇格し、JFL時代からの4-4-2のソリッドな守備からのカウンターで上位をキープ。就任した志垣監督の好むボール保持の部分を後半戦の頃から取り入れたが、J2ライセンスが取得できなかった事が大きくのしかかり、11位という位置で1年目を終えた。

今シーズン就任した大嶽監督は、20人以上が入れ替わった編成の中昨シーズンから残った選手達を中心に4-4ブロックの強度はそのままに、ボールを奪ったらまずは前にという先シーズン開幕時の状態に戻し、3連勝というスタートだったが、そこから5試合得点なしという中での八戸戦で久しぶりにゴールを奪って勝利した。

今シーズン12得点の内7点がセットプレーである。CB2人が2点でチーム内得点王。右の久保選手、左の舘野選手からのロングスローもあり、脅威となる局面である事は間違いない。また、失点4はリーグ最少タイ。長野から加入した秋山選手もすぐにフィットし、退場で出場停止となった試合以外はDFラインは同じキャストで固定されている。

PA内への進入傾向エリア間パス図

攻撃スタッツ - 舘野 俊祐攻撃スタッツ - 美馬 和也


攻撃スタッツ - 久保 吏久斗GKスタッツ - 永井 建成

シンプルな形に戻したFC大阪さんの攻撃にとって、サイドの攻防は生命線となる。昨シーズンフル稼働だった両SBは今シーズンもリーグ戦は全試合スタメン出場。上下動の豊富さと固い守備には本当に頭が下がる思いだ。

課題は間違いなく2トップの得点の所だ。島田・古川・木匠選手の昨シーズン脅威となった選手達に、武颯選手と大卒の西村真祈選手と誰がでてくるかわからない。八戸戦では流れの中から得点できたが、上位進出の為には核となる選手の出現が待たれる。

5連戦の真っ只中の岩手との対戦。次週は土曜日に天皇杯大阪予選のFC大阪さん。選手のマネジメントに差があり、FC大阪さんも中3日であるが、2トップの所以外はスタメンの変更はないものと思われる。

フットボールの基本が試される日曜日の試合。FC大阪さんにどう向き合い、対処していくか。水曜日にも大阪のチームとの対戦が控えている。