屈辱的な敗戦。二試合連続の五失点。

TG采配の欠点が見えたデータで振り返る。


とにかく『選手の性質を活かし切れない采配』に尽きる。

 ヒートマップで顕著だったのは真瀬・吉野・氣田とマルティノス。

 緒戦でマルティノスが輝いたスペースを氣田と真瀬が塞ぎ、中盤でレイヤになるべき吉野が真瀬の後ろに張り付いている。マルティノスは本来の位置より下がった場所で動く事になり、上原と位置が被っている。

これは押し込まれていたから・・・という結果論ではなく、吉野を下げてしまう事を許容した事で、マルティノス→赤崎という攻撃パターンが封印してしまった事を意味する。

相手は、アタッキングサードで怖い選手が下がっているのでラインが乱される心配がなく、さらにシマオマテと吉野の位置、上原のマップを見れば、仙台は押し上げる気も無い。 


前で攻撃というナイフを相手に突きつけない上に、自陣のDFラインを押し上げずラインが間延びするような「指示」を行う監督の采配では、連続大量失点も納得という事だ。


活字になっている言葉の印象とは大違い。

それが2021年のTG采配だ。


ベガルタ仙台はプロクラブ。

選手を移籍して強化を図る様に、クラブとチームにプラスになる監督起用をお願いしたい。

Forza!SENDAI !


https://sporteria.jp/data/2021031009